現役の人気AV女優が書いた純文学小説が話題になっている。紗倉まなさん(27)の「春、死なん」(講談社)。有名書店の売り上げベスト10にも入り、質の高い文学作品として評価されている。紗倉さんの多彩な実…
現役の人気AV女優が書いた純文学小説が話題になっている。紗倉まなさん(27)の「春、死なん」(講談社)。有名書店の売り上げベスト10にも入り、質の高い文学作品として評価されている。紗倉さんの多彩な実…
短歌未経験の高校生が授業で初めて詠んだ作品が、全国コンクール「~家族を歌う~河野裕子短歌賞」で最優秀賞に輝いた。4月末、鳥取市の県立鳥取東高校を訪ね、話を聴いた。 同校では昨年、現代文の課題で1年の生徒約80人が短歌を作った。担当教諭で歌人でもある荻原伸さん(48)の指導で、全員が同賞などに応募したところ、中学・高校生による「青春の歌」部門(応募1万3256件)で現在2年の石名萌(いしな・もえ)さん(16)が最高の河野裕子賞に輝いた。 「干からびたカエルをよけてすすみゆくばいばい、わたしは夏をのりきる」 石名さんが短歌に詠んだのは、自転車で登校中に見た道端で死んだカエルだ。カエルを気の毒に思いつつ、どうすることもできず通り過ぎてしまう。夏の情景を題材にしようと考えていたとき、この出来事を思い出したという。「生き物が干からびた夏の情景と、自転車で走る疾走感を込めた」 これまで短歌を作ったこと
先日のおはなし。 俺は無性にボーリングがしたくなった。 しかしボーリングというものは点数を競い合ってこそ楽しめるものだろう。 生憎、俺には友達がいない。 なのでボーリング場に隣接されているゲーセンで暇そうにしてる人に声をかけて一緒にやろうと思ったのだ。 (注:このときの俺はボーリングがやりたすぎて頭がどうにかしていたわけで、普段からこんなコミュ力を持っているわけではない) 一人目に声をかけたのは小太りの男だった。 「すいません。そこでボーリングをやろうと思っているんですが、お金を出すんで一緒にやりませんか?」 「え、ボーリング?ごめんね〜、僕これやってるんで」 と目の前のカードのようなものを使って遊ぶゲーム機を指さした。 俺は泣きたくなる気持ちをぐっと抑え、このまま間が開くともう誰にも話しかけられると思い、すぐそばにいる女の子(みたところ20歳ぐらいか)に声をかけた。 「すいません!そこの
長崎県出身の日系イギリス人小説家であるカズオ・イシグロ氏は、長編小説『日の名残り』で今年のノーベル文学賞を受賞した。ほかの主な著作では、『わたしを離さないで』『忘れられた巨人』などがあり、いずれも早川書房から出版されている。 イシグロ氏の作品に関して、日本国内での独占販売権を得ている早川書房の山口晶執行役員編集本部本部長兼企画室室長にイシグロ氏の作品の魅力やその人柄、さらには同社のビジネスモデルについて話をうかがった。 ――まずイシグロ氏の人柄について教えてください。 山口晶氏(以下、山口) 大変、謙虚な方です。販売促進のため訪日された際、私もインタビューの取材の仲介をし、多忙なスケジュールになり、ご本人が一番大変であるにもかかわらず、むしろ私たちのことを気づかっていただき、恐縮な思いもありました。人間味があり、優しさが込められ、編集者として感謝に堪えません。インタビューの際は、基本は英語
文藝春秋 2016年 03 月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2016/02/10メディア: 雑誌この商品を含むブログ (5件) を見る Kindle版もあります。 [asin:B01B2K1JIS:detail] 今月号の「文藝春秋」には、受賞作となった本谷有希子さんの『異類婚姻譚(いるいこんいんたん)』と滝口悠生さんの『死んでいない者』の全文と芥川賞の選評が掲載されています。 恒例の選評の抄録です(各選考委員の敬称は略させていただきます)。 宮本輝 本谷有希子さんの「異類婚姻譚」は、夫婦の顔が似てくることへの気味悪さが、決してとげとげしくない文章で掘り下げられていくが、読み終えて、なんだかほっこりとした感情を呼び起こすのが不思議だ。その不思議さは論理的に説明できないもので、小説とはそうでなければならないと思う。本谷さんは小説家として一皮剥けたのである。 小川洋子 『
教師として赴任して女学生を二人食ったリア充の権化の与謝野鉄幹。 二人目に食った女学生の友人、これが超肉食系女子だった。 柔肌の熱き血潮に触れもみで寂しからずや道を説く君(与謝野晶子)訳 グダグダ言ってないで私を口説け!そして抱け!この草食系が! 今読み返しても、こんなに肉食系の詩は現代でも他にないかと思う。 かくして、肉食系男子であった鉄幹は、自分よりはるか超肉食系にして、歌人としての才能も数段上の晶子に食われた。 簡単に言うと、押しかけ女房された。 これが、膣に一晩いれたバナナを食うという変態プレイで有名な与謝野夫婦である。 鉄幹、Mに目覚めたのだろうか? そののち、晶子は10人も子供を産む。 晶子にとっては、出産などちょっとデカい糞みたいなもんであった。 当時は出産が命に関わるとかなんとかいう話など通用しない。 妻子をおいてパリ遊学中の鉄幹 鉄幹「(最近俺、主導権握りっぱなしだから、い
芥川賞の謎を解く 全選評完全読破 (文春新書) 作者: 鵜飼哲夫出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2015/06/19メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) 芥川賞80年、知られざる選考会の裏側。全選評を読破した文芸記者が、その舞台裏、謎に包まれた選考会に迫る! 文芸記者である著者が、芥川賞の第1回からの1400以上の「選評」を読み、その歴史を概説した新書です。 僕もここ数年来、芥川賞発表の時期になると、『文藝春秋』を購入して「選評」を読むのを楽しみにしているのですが、1400以上となると、気が遠くなりそうです。 いくら文芸記者とはいえ、大変だっただろうなあ、と。 本当は、もっともっと書くネタはたくさんありそうなのですが、個々の回や受賞作家・候補作家についてのエピソードは抑えめにして、第1回からの「傾向」を掴みやすいようにした好著
藤野可織さんの芥川賞受賞についてこないだ書いたが、折角のニュースなのにはてなブックマークニュースが記事にしないのが疑問だった。何も特定のユーザをえこひいきしろというのではない。時事ネタを記事にするのなんていくらでもやってるわけで、ついでに今回の受賞者はうちでブログやってますよー、と素直に盛り上げればいいだろうに、と思ったわけだ。 すると東浩紀さんにコメントいただいたのだが(その1、その2)、こういうところがはてなは心得違いしており、ユーザに対して恩知らずな会社と思う所以なのだが、これはもう言うだけ無駄である。 ただちょっと気になったので、はてなダイアリーのユーザが文学賞を受賞した一覧をまとめてみた。 条件としては、はてなダイアリーのユーザが、実際にはてなダイアリーを開設し利用中に文学賞を受賞した場合に限らせてもらった。また文学賞もワタシが知ってる程度にはメジャーなものに限らせてもらった。
こだまでしょうか 「遊ぼう」っていうと 「遊ぼう」っていう。 「ばか」っていうと 「ばか」っていう。 「もう遊ばない」っていうと 「遊ばない」っていう。 そうして、あとで さみしくなって、 「ごめんね」っていうと 「ごめんね」っていう。 こだまでしょうか、 いいえ、誰でも。 ACのCMに登場する 『 こだまでしょうか』という詩は、1903年山口生まれの女性童謡詩人、金子みすず(金子みすゞ)の作品。没後80年以上経ってもその詩はまったく古びず、今、目の前で作られ、読まれたもののように自然に心へはいってくる。あまりにはやく亡くなった金子みすず。彼女の詩は没後散逸し、幻の童謡詩人といわれた。しかし、戦後「日本童謡集」という書籍に「大漁」という金子みすずの詩が掲載され、それが童謡詩人の矢崎節夫氏の目に偶然とまった。この作品に魅入られた矢崎氏は実に16年間にわたってみすずの作品を探し続けたという。
村上春樹の1Q84がでたとき、いろんな雑誌でところかまわず特集が組まれてたので、いちおう私もいくつか書評の依頼をいただいたんですよね。 ここぞとばかりに春樹バッシング総ざらいのような記事が横行していたので、私が何を書いても「AV女優にまで村上春樹は馬鹿にされてるぜ」というノリだったり「村上春樹を擁護する人なんてAV女優くらいしかいませんよー」的な雰囲気になってしまいそうで、普段はあんまり仕事の選り好みをしないのですけども、こればっかりは迷ったけどやっぱり断ってしまいました。 というかそもそも読んでないし。 ベタなエピソードかと思われますが、けっこう最近までIQ84(アイキュー84)だと思ってたから、きっとIQが84の足りない子といつもの「僕」がなんやかやする話なんだろうと思ってたし。 ほんとのとこのストーリーは今でも知らないし。 前に、女子がエロ本を買うときは、「エロ本読みますけど、何か?
はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました 以下のエントリの通り、今年末を目処にはてなグループを終了予定である旨をお知らせしておりました。 2019年末を目処に、はてなグループの提供を終了する予定です - はてなグループ日記 このたび、正式に終了日を決定いたしましたので、以下の通りご確認ください。 終了日: 2020年1月31日(金) エクスポート希望申請期限:2020年1月31日(金) 終了日以降は、はてなグループの閲覧および投稿は行えません。日記のエクスポートが必要な方は以下の記事にしたがって手続きをしてください。 はてなグループに投稿された日記データのエクスポートについて - はてなグループ日記 ご利用のみなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。 2020-06-25 追記 はてなグループ日記のエクスポートデータは2020年2月28
id:y_arimのブログにある滝本竜彦の記事読んでいてさ、大大大ファンの滝本竜彦の近況が久しぶりに読めて、本当に幸せな気持ちになっていたワケ。俺も頑張らなきゃなぁって思ったりね。はてブもしっかり読んでみんながタッキーを好きなのを再確認したりさ。 でもさぁ、せっかくの幸福な気分だったのに、ついでに読んだトラックバックの中にある一つの記事に、俺の心臓はエグられたんだ……。 http://d.hatena.ne.jp/kossetsu/20081025/p1 これだよ、これ。 あのさァ、俺はこれまでファウスト賞と流水大賞への投稿経験があるの。自称したくはないけどワナビーなんだよ。 投稿するたびに落とされ、酷評され、痛い子扱いされたりしたわけだ。でも、俺は悪く言われてもそのことには怒りを感じてなかったよ。 むしろ、素人の作品をキチンと批評してくれる良い人たちだと思ってたよ。その言葉を糧に修練を重
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