地球から、遥か遠く離れた惑星。 スカウターの通信で、仲間がやられたことを知った、一人のサイヤ人がいた。 彼の名は、ナッパ。 「ラディッツめ、死におった…何で戦闘力1000ちょっとの奴なんかに…カカロットも死んだようだしな、所詮、下級戦士の一族だぜ。 だが何であれ、天下のサイヤ人がこのままやられっぱなしってわけにはいかねえ、この星を後まわしにして地球に向かうか! しかし、どんな願いも叶うという、なんとかボールか…面白そうだな、ついでにラディッツの奴も生き返らせてやるか…」 そして1人宇宙船に乗り込み、地球に向かうナッパ。 「…それにしても地球人とサイヤ人の混血ってのはやたらと戦闘力が高いようだな… スーパーサイヤ人ってとこか…下級戦士のカカロットのガキであの戦闘力だ、名門出のエリートであるオレ様の血を引けばこんなもんじゃねえはず…そんな奴をどんどん増やせば、再びサイヤ人の天下も夢ではないぜ!