2010年に設立した配膳ロボット開発メーカー「KEENON ROBOTICS(●(敬の下に手)朗智能科技)」が昨年末に資金を調達していたことがわかった。本シリーズでは「ソースコードキャピタル(Source Code Capital)」がリード・インベスター、「華登資本(Walden International)」と「上海科創基金(SIG)」がコ・インベスターをつとめ、既存株主「雲啓資本(Yunq
China has started a grand experiment in AI education. It could reshape how the world learns. AI活用で「超」個別指導 中国の教育イノベーションは 世界を変えるか? 世界一のAI大国を目指す中国では、教育分野でもAIの導入が急速に進んでいる。「世界を狙う」エドテック企業も出てきた。 by Karen Hao2020.03.02 477 47 5 18 中国・杭州の中学校に通うチョウ・イーは、数学の成績があまりにも悪かった。このままでは大学には行けない可能性があった。そんなとき学校にやってきたのが、個別指導サービスを提供する「スクワールAI(Squirrel AI)」という会社だった。チョウは以前にも個別指導サービスを試したことがあったが、今回のは違った。人間の教師ではなく、人工知能(AI)アルゴリズ
by Anders Kristensen Googleの元国際関係責任者であるロス・ラジュネス氏が、2020年1月2日にGoogleを退職したことを発表しました。退職の理由についてラジュネス氏は、Googleが長年にわたって掲げてきた「Don't be evil(邪悪になるな)」というスローガンが、もはや意味を持たなくなってしまったからだと述べています。 I Was Google’s Head of International Relations. Here’s Why I Left. https://medium.com/@rossformaine/i-was-googles-head-of-international-relations-here-s-why-i-left-49313d23065 ラジュネス氏は2008年にGoogleへ入社した時のことを振り返り、「シンプルだが強力な『
AIを使って1週間で2万人超の"不審者"を特定、約1万6,000人を収容所送りに――。 中国政府が新疆ウイグル自治区で、イスラム教徒の少数民族、ウイグル族を大規模なAIネットワークで常時監視し、大量に拘束している実態が、国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)が公開した内部文書で明らかにされた。 AI、IoT、ビッグデータなど、先端のテクノロジーを駆使した中国の監視ネットワークの存在は、これまでも断片的に報じられてきた。 今回暴露された中国政府の内部文書には、この監視ネットワークと、ウイグル族の収容所(職業教育訓練センター)への収容とを結びつける内容も含まれていた。 AIが広範な監視ネットワークとして使われると何が起きるのか? 監視社会の未来を描いたSFは、すでに目の前にある――それを実例として示す内部文書だ。 ICIJの提携メディアの一つ、英ガーディアンの取材に対して、中国政府は「いわ
ニワトリの顔が識別できる家畜・家禽巡回検査ロボットのモニター。ニワトリの群れの体温や小屋の環境情報などのデータが示されている(撮影日不明)。(c)Xinhua News 【11月21日 Xinhua News】中国江西省(Jiangxi)南昌市(Nanchang)で15~18日に開催された第17回中国国際農産品交易会で、ニワトリの顔が識別できる家畜・家禽巡回検査ロボットが披露された。小屋を一周するだけでニワトリの群れの体温を測ることができ、多くのニワトリの中から体温が異常なニワトリを正確に検出できる。 【関連記事】豚も「顔認証」、AI技術で飼育状況をモニタリング 中国の養豚場 ロボットの研究開発に参加した中国農業科学院農業情報研究所の李嘉位(Li Jiawei)氏は、ロボットの正面に搭載したカメラでニワトリの目つきやとさかを監視することで、健康状態の記録と分析ができ、人の手によって1羽ずつ
監視カメラ向けAIを開発する商湯科技(センスタイム)の製品デモには、驚くほど詳細な情報が表示されている GILLES SABRIE-BLOOMBERG/GETTY IMAGES <監視カメラ網の構築が始まったのは2005年だった――。現地取材から明かす監視大国の実情と、一般的なイメージとの乖離。本誌「顔認証の最前線」特集より> 今年7月、私は江蘇省蘇州市の平江路を歩いていた。運河沿いに走る小道だ。歴史地区に指定されており、「空に天国あらば、地に蘇州・杭州あり」とうたわれた美しい街の姿を残している。 その風情ある街並みの中で似つかわしくない物が目に入る。監視カメラだ。円筒形をしたもの、球状のものなど数種類あるが、白い金属で覆われた姿はひときわ異様さが目立つ。しかも数十メートルおきに設置されているのだから、嫌でも目に付く。 常に監視されていることに居心地の悪さは禁じ得なかったが、そうした思いを
中国で激化する「AI2B」攻防戦~要素技術より社会実装で勝負 TOP AI 中国で激化する「AI2B」攻防戦~要素技術より社会実装で勝負 AInnovationの経営陣 同社プレスリリースから(左から) AInnovation Senior Marketing Director, Jennifer Gao; AInnovation COO, Jenny Wang; Managing Director of China Renaissance, Xiang Zhou; Partner at Chengwei Capital, Richard Gu; AInnovation CEO, Hocking Xu; President of Sinovation Ventures, Tina Tao; Chairman of CICC ALPHA, Joseph Liang; Senior Vice
中国で生活し日々QR決済を利用しているのですが、日本での報道やSNSでの反応を見る限り、日本ではQR決済が正しく理解されていないと感じます。おかしいと思うたびに はてブやTwitterで訂正を試みていたのですが、きりがないので1つ文章を書いてみることにしました。 最初にお断りしておきますが、私はQR決済関連のシステム構築経験がある訳でも内部事情に通じている訳でもありません。中国在住の1利用者の立場で推測も交えて書いています。もし私の理解が誤っている部分がありましたらご指摘いただければ幸いです。 中国で普及しているQR決済方法はAlipay(支付宝)とWeChat Pay(微信支付)ですが、私が使ったことがあるのはWeChat Payだけですので、特に断らない限り以下はWeChat Payに限った話になります。 QR決済って何? FeliCaの方がよいのでは? どうやって送金するの? 友人に
画像認識や音声判断などに続き、食材や料理の味を客観的に可視化する「味覚AI」の開発が世界中で進められている。そんななか、中国政府が主導して開発プロジェクトを進める味覚AIを搭載したロボットが、食品関連企業の生産性向上に寄与し始めているとの中華系メディアの報道があった。 中国政府に提出されたレポートのなかで、中国軽工業連合会は「プロジェクトに3年間参加した10数社の中国食品系企業が、生産性向上と収益増加を果たした」としており、「今後、開発された味識別ロボットを大規模に普及させられるようになった」と指摘した。件の味覚AIロボットは、2015年から3年間にわたり約3億元(48億円)以上の収益増加に寄与したとの集計結果も併せて報告されている。 味覚AIロボットは、センサーとAIアルゴリズムを組み合わせたもので、人間の目、鼻、舌を模倣したものだ。食品製造工程の要所々々に配置され、原料から最終加工物に
オックスフォード大学で中国の人工知能(AI)開発について研究しているジェフ・ディン博士は、昨年1年間に得た重要な点ついての考察を最近発表した。中国のAI産業の現状をよく反映しているので、内容を以下に簡単にまとめて紹介する。 1. 中国語を話すAIコミュニティと英語を話すAIコミュニティには非対称性がある 中国人研究者の大半は英語を読むことができるし、欧米のほぼすべての主要な研究開発の内容はすぐに中国語に翻訳される。だが、逆もまた然りとはいえない。そのため、中国の研究コミュニティは英語圏の研究コミュニティよりも両陣営で起きていることをずっとよく理解している。中国のAI産業が成長を続けるにつれて、欧米人にとっては大きなデメリットとなるかもしれない。 2. 欧米人は中国のAIの能力を過大評価している 過大評価の原因は、一部はメディアにあり、一部は「AI軍拡競争」という物語を自らの課題を進めるた
1980年7月7日生まれ。2004年7月、北京第二外国語大学日本語学部卒業後、日系PR会社で、日系電器メーカー広報部に出向。慶應義塾大学政策・メディア研究科修士課程を経て、PR会社「オズマピーアール」に入社。「中国コミュニケーション戦略室」で日本企業の中国コミュニケーションプランを立案している。 小学校から大学までバリバリの“陸上ガール”として過ごし、100メートル13秒の健脚を誇る。3度のメシより酒が好き。ビール、日本酒、紹興酒となんでもござれの酒豪でいくら飲んでも足取りはしっかりしているものの、重度の方向オンチがゆえにとんでもない方向の電車に乗ったりして、帰宅にはえらく時間がかかる。 仕事柄、日本から中国に進出する企業の方とお話をする機会があるのですが、そこでよくされる「相談」があります。 「現地の従業員にミスを指摘したら、口では“対不起”(すいません)と言うんですが、どう見ても謝って
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