米国を中心に人気が高まっているオンライン上の仮想都市コミュニティサイト“Second Life”が、日本でも注目を集めています。この“Second Life”上で、仮想世界の住人に対し図書館サービスを提供する試みが、イリノイ州の253図書館が参加する図書館システム“Alliance Library System”をはじめ、いくつかの公共図書館や図書館員有志によって行われています。 “Second Life”には誰でも無料で登録でき、登録者は自らの分身(avatar)を操り、さまざまな活動(いくつかの活動を行うには料金が必要)を行うことができます。多人数参加型オンラインロールプレイングゲーム(MMORPG)の一種、またソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の一種としても形容されるこの“Second Life”を、“Alliance Library System”は新たな図書館サービ