一橋大(東京都国立市)の50代の米国人男性准教授が、授業時に朝鮮人へのヘイトスピーチ(差別扇動)を繰り返しているなどとして、同大に在籍する在日コリアンの大学院生が1日、国立市に対し、民族差別などを禁止した同市の条例に基づく人権救済を申し立てた。 申し立てを行ったのは、同大学院博士課程の梁英聖さん(37)。申立書によると、この准教授は5月6日、授業開始時に学生に向かって「コリアンはばかどもだ。頭がおかしい」などと英語で話したほか、6月4日の授業開始時にもコリ…
著書『帝国の慰安婦』が元慰安婦への名誉毀損にあたるとして起訴されていた朴裕河(パク・ユハ)世宗大教授に、一審のソウル東部地裁は1月25日、無罪判決(求刑・懲役3年)を言い渡した。 朴教授は2013年8月に『帝国の慰安婦』(韓国語版)を出版。慰安婦問題の経緯を解説して韓国の支援運動の問題点などを指摘し、解決への道を提案した。この中で、旧日本軍に動員された慰安婦が、軍人と「同志的関係」にあった人もいたと述べた。また、文中で使われた「売春」などの表現を巡り、元慰安婦らから2014年6月に「名誉を傷つけられた」として刑事告訴された。元慰安婦側と朴教授の事前の調停手続きが決裂し、韓国の検察当局が起訴していた。
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