チョウザメの乱獲を防止する規制強化でキャビアの価格が世界的に高騰している。そんななか、国産キャビアの養殖に力を入れている自治体があるのをご存じだろうか。 2004年に全国で初めてシロチョウザメの完全養殖に成功した宮崎県は、国内の自治体として初めてキャビアの量産にも成功。2013年4月に宮崎キャビア事業協同組合(宮崎市)を設立し、同年11月から国産キャビア「MIYAZAKI CAVIAR 1983(宮崎キャビア 1983)」の販売を開始した。 卵径3.5ミリ以上の「宮崎キャビア 1983 Premium」は1万2600円、卵径3.0~3.4ミリの「宮崎キャビア 1983」は1万500円。どちらも20グラム瓶入り、化粧箱、シェルスプーン付き 同組合事務局長の坂元基雄氏によると、2013年11月の発売当日は電話が鳴りやまなかったほどの人気で、初回シーズン販売分は一部抽選販売に。伊勢丹新宿本店や日
