本田圭佑選手岡田武史監督駒野友一選手(左)=西畑志朗撮影南アフリカのチャバララ選手マカラパ(ヘルメット)をかぶり、ブブゼラを手に応援するサポーター=越田省吾撮影北朝鮮の鄭大世選手アルゼンチンのマラドーナ監督 アフリカ大陸で初めて開かれたサッカー・ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会が終わった。ブブゼラの大音量に耳をふさぎ、深夜の観戦に眠い目をこすりながらもゴールに熱狂し、岡田武史監督率いる日本代表の戦いに胸を震わせた1カ月。選手や監督らのひとことで振り返る。 ■「他のチームにない力がある」 決勝トーナメント(T)進出を果たした岡田ジャパン。快進撃は、初戦カメルーン戦での本田圭佑選手のゴールから始まった。 海外開催のW杯での初勝利に日本中が熱狂。試合後に「昨日は誕生日。(運を)持ってるなと」と語った若者は一躍英雄になった。だが、岡田監督は「敵地で初めての勝ち点3を取ったが、我々はまだ何