第1回 国内外におけるRFIDの標準化の動き この連載では、2006年からいろいろな産業分野で本格的な運用事例が目立ちはじめたRFIDについて、その標準化動向や、基本的な仕組み、さらには次々に発表される応用例や、最新の技術動向までを解説します。第1回目は、国内外におけるRFID関連の標準化の動きをレポートします。 RFID標準化の現在 RFID(Radio Frequency Identification)は、2003年頃から注目を浴びはじめ、2004年から2005年にかけて多くの実証実験が行われ、大きな話題になりました。このRFIDは、小さな半導体のICチップにアンテナを内蔵させ、無線でデータ(情報)を送受信するタグ(荷札)のことで、RFIDタグ、あるいは無線ICタグ、電子タグなどとも呼ばれます。 2006年も半ばを過ぎた現在、かつてのように注目されることは少なくなりましたが、RFIDの
岡田 大助 @IT編集部 2006年9月27日 ■最近話題のRFIDって何ですか? RFID(Radio Frequency IDentification)とは、電波を使って物品や人物を自動的に識別するための技術全般を指します。FeliCa技術などを使った非接触ICカードもRFIDに含まれます。 RFIDは、既存のデータキャリアであるバーコードに比べデータの書き換えができるほか、個品レベルでのID管理が実現できるものとして期待されています。また、無線を利用しているため読み取りが柔軟で、同時に複数IDを一括して読み取ることも可能です。 基本的な構成要素は、「ICタグ」、「リーダ/ライタ」、IDにひも付けられた情報を保存する「データベース」、リーダ/ライタとデータベースやアプリケーションをつなぐ「ミドルウェア」が挙げられます。 日本では2003年ごろから総務省、経済産業省、農林水産省、国土交通
XML&Webサービス開発事例研究(1) Webサービスで運用するRFID制御システム ~IC Serverが実現する無線ICタグ・ソリューション~ XMLとWebサービスを用いたシステム開発の事例を紹介していく本シリーズの第1回は、RFID(無線ICタグ)とWebサービスを組み合わせた次世代商品管理システム・ソリューションを取り上げる。(編集局) Webサービスのビジネス利用はどこまで進んでいるのか? WebサービスをSOAPプロトコルに限定すれば、ミドルウェア製品やWebアプリケーション開発ですでにSOAPの実装は始まっている。多くの開発者にとって、SOAPはファイアウォールを超えられる便利なRPC(Remote Procedure Call)として認識され始めているのだ。Webサービスでビジネスチャンスをつかもうと考えている開発者がいま最も関心を抱いているのは、この便利なプロトコルを
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