2023年2月現在の国・地域別の法律で定められた一般最低賃金 (米ドル) 以下の一覧は、192の国連加盟国と中華民国(台湾)・北キプロス・香港・コソボ・西サハラの計197の国と地域から、一部の国・地域における公定の最低賃金を示す(全ての国・地域については英語版 List of minimum wages by country を参照のこと)。 一部の国々では、実効最低賃金が公定よりも下がりうることから、ある特定の自国がこの規制を施行するにあたり、他の国よりも強権的である場合もある。 一部の国々は複雑な最低賃金システムを用いており、例えばインドには1200種類以上の最低賃金相場がある[1]。 ここでいう最低賃金は、総収入(英語版)すなわち国毎に異なっている税と社会保障費を控除する前の額を指す。また公休日、病気休暇、年次休暇(英語版)といった法定の有給休暇も計算に含めない。また一般的に正規雇用