印刷 11日午前7時5分ごろ、福岡市中央区鳥飼1丁目のマンションで「駐車場に男性が倒れている」と住民から110番通報があった。福岡県警によると、マンション7階に住む九州大生物環境利用推進センターの准教授(47)が頭から血を流して倒れており、間もなく死亡が確認された。自室前の通路に脚立があり、飛び降り自殺したとみている。 准教授はセンターの実験室で瓶入りのヒ素を使い、紛失に気付いたとして今月届け出た。その後、実験室から似た瓶が見つかり、九大は勘違いだった可能性があると発表していた。 関連リンク九大で紛失ヒ素の瓶か 実験室保管庫で発見 県警で鑑定(10/8)九州大学でヒ素紛失 100人程度の致死量(10/6)