米国にて、テトリスクローン「Mino」がTetris Companyの著作権を侵害したという判決が下された。しかし、「ユーザーがブロックを操作して行を消す」というゲームデザインについては侵害と見なされなかったという(本家/.)。 ではどこが問題だったのかというと、Minoでは本家テトリスの「ブロックを落とすフィールドの大きさやブロックの形」といった要素をそのまま再利用した点だったらしい。 一般にゲームのルールやデザインといったゲームシステムは、アートワークや音楽、およびソースコードとは異なり保護されない。このため、単にゲームシステムだけを真似たものが、今回のように法的に訴えられて敗訴することは少ない。 テトリスにおいて、ブロックの形状は「落ちてくるブロックを並べて消す」というゲームシステムと深く結びついている。当然ながらゲームシステムは保護対象外だが、ゲームシステムと深く結びついているから