日本IBMに久々の外国人社長就任、経営不振・賠償判決による橋本社長の引責は否定(1) - 12/03/31 | 00:38 日本IBMは3月30日朝に開かれた取締役会で経営陣の交代を決定した。5月15日から米IBMで戦略立案担当役員を務めるマーティン・イェッター氏(52、写真)が新社長に就任し、橋本孝之社長(57)は取締役会長となる。独立色の強い日本IBMは長らく日本人社長が続いていた。外国人社長はチャールズ・ベッカー社長(1949〜56年)以来、56年ぶり2人目だ。 イェッター氏は2011年5月から現職に就任。前職ではドイツIBMの社長を4年間以上務めているほか、北東ヨーロッパでITサービスの責任者をするなどの経験がある。日本でのビジネス経験はほとんどなく、日本語が話せないイェッター氏にかわり、橋本社長が会長就任後も顧客との関係強化を図る。 ただ、橋本社長の就任した2009年1月