『若き商人への手紙』は辛辣ながら胸に突き刺さる至言に満ちているので、改めてまとめておく。 実践・行動 願うのみで実践しない者は、空腹で死ぬ 助言は与えられても、実践までやらせることはできない 小さく早く始める 朝遅く起きる者は一日中かけずり回るが、夜になっても仕事に追いつけない 仕事を追っているのだ、仕事に追い立てられるな 今日の一日は明日の二日分に値する 小さな一撃でも、繰り返せば樫の大木を切り倒す 怠惰と勤勉 怠惰は錆と同じで、働くことより消耗を早める 怠惰はすべて物事を難しくしてしまい、勤勉はすべて物事を容易に運ばせる 怠け者の足はのろまで、貧乏がすぐに追いついてしまう 骨を折らずに稼げることはない 怠けているのを自分自身に見られていることを恥じなさい 太陽に見下ろされて、怠け者がここに寝ていると言われてはいけない トラブルは怠けることから起こり、耐え難い苦しみは何もしない無用な生