概要: 本研究では,ディープネットワークを用いて白黒画像をカラー画像に自動変換する手法を提案する.提案手法では,画像の大域特徴と局所特徴を考慮した新たな畳込みネットワークモデルを用いることで,画像全体の構造を考慮した自然な色付けを行うことができる.提案モデルにおいて,大域特徴は画像全体から抽出され,局所特徴はより小さな画像領域から計算される.これらの特徴は“結合レイヤ”によって一つに統合され,色付けネットワークに入力される.このモデル構造は入力画像のサイズが固定されず,どんなサイズの画像でも入力として用いることができる.また,モデルの学習のために既存の大規模な画像分類のデータセットを利用し,それぞれの画像の色とラベルを同時に学習に用いることで,効果的に大域特徴を学習できるようにしている.提案手法により,100年前の白黒写真など,様々な画像において自然な色付けを実現できる.色付けの結果はユー
NEW GAME!の全コマをインクリメンタルに検索できるツールを作った。*1 経緯 NEW GAME! 3巻を読んだためNEW GAME熱が上ったので、ゆゆ式を無限に楽しみたかった話 〜 ゆゆ式 Advent Calendar 2014 20日目 〜 - non117's diaryのツール*2を移植し、コマ分割およびアノテーションの付与を行なった。 最初はコマの分割だけのつもりだったが、気がついたら各セリフの入力とキャラのタグづけも行なってしまった。 入力には一週間くらいかかっている。 アノテーションの付与が完了したので、各コマを検索するツールを作成した。 機能 セリフによるインクリメンタル検索 セリフによってコマをインクリメンタルに検索できる。また、該当のコマが単行本のどのあたりに登場しているのかも表示する。 また、すべてのセリフを入力しているため、セリフがないコマの検索もできる。 キ
ある日のこと、後輩たちがこんなことを言いました。 「ゆゆ式のコマをランダムに並びかえたら無限にゆゆ式が楽しめるのでは?」 真面目に計算してみると、10の15乗くらいの組み合わせができることがわかりました。 この記事ゆゆ式アドベントカレンダー20日目は、そんな無限にゆゆ式をたのしむためのシステムを真面目に作ってみた話をします。 コマの切り出し 漫画のコマを並び替えるためには、コマがバラバラな画像として存在していなければなりません。 なので、まずは自炊で電子化された書籍をコマの線にそって切り出していく処理を自動化することにしました。 上の図がふつうの4コマの1ページですね。これの枠線を識別して、1ページから8枚のコマを取り出してくる方法を考えます。 ハフ変換で直線検出 OpenCVという画像処理のライブラリに直線を検出するツールがあったので、まずこれを試してみました。 が、結果はこのとおり。
これこそバーチャル!FaceRigとボイスチェンジャーで美少女キャラによるゲーム実況が実現 ニコニコ動画を中心に今や動画サイトの一大ジャンルとなっているゲーム実況。ただ声を入れるだけでなく、色々な実況の方法がこれまで創意工夫の下、アップロードされてきました。 しかし、1月3日、「二次元美少女がゲーム実況を行う」という新たなスタイルのゲーム実況がニコニコ生放送で行われました。 その実、なんとプレイヤーが男だろうと女だろうと(おっさんだろうと)関係なく、二次元美少女が実際にプレイしている表情を浮かべ、ゲームパッドをカチャカチャと動かし、女の子の声で実況する、というもの。 百聞は一見にしかず、タイムシフト登録されている動画を実際に見るとどういうことなのか分かりやすいです。 今回の実況で使用されたのは、以下の技術ということで、特殊なデバイスは必要とせず、比較的実現しやすいようです。 ・表情をウェブ
日本郵便のLINE公式アカウントの無料サービス「ぽすくま 森の年賀状屋さん」で、おかしな年賀状を作ってもらうお遊びが一部で盛り上がっています。Twitterではぽすくまに作ってもらった年賀状の数々が投稿されています。 同サービスは、LINEのトークで日本郵便のキャラ・ぽすくまに画像を送ると、あらゆるお正月らしいフレームやスタンプを使って年賀状をランダムに自動生成してくれるもの。ぽすくまはどんな画像でも50種類以上のデザインのどれかに落としこむので、ときどきツッコミどころのあるデザインを生み出してしまいます。そこに目をつけた人々がお正月とは無関係の画像を送っては楽しんでいるようです。 何も知らないぽすくまは、プロレスラーに羊の帽子をかぶせてかわいらしいフレームで囲むなどずれた年賀状を制作。一方で元ネタを知っていたのかのように絶妙な1枚も生み出したりもするので、「ぽすくま君分かってる!」「ぽす
うまくできましたか? ボヤけたり、ギザギザになったりしませんでしたか? waifu2xをお試しください。 (ブラウザの処理に影響されないようクリックで拡大おねがいします) waifu2xは、二次元画像を2倍に拡大するソフトウェアです。多くの二次元画像についてスゴイ級のクオリティで拡大できます。 waifu2xは、最新鋭の人工知能技術 Deep Convolutional Neural Networks を使って開発されました。 waifu2xの人工知能は、次の問に答えます。 いまから与える画像はある画像を半分に縮小したものである。縮小される前の画像を求めよ。 画像を拡大するのではなく、縮小される前の状態に戻します。 縮小されてないオリジナル画像を与えた場合も、やはり縮小される前の画像を答えます。 その画像は本来存在しないものですが、waifu2xはそれを想像で創ります。 二次元画像のJPE
飯テロ対策として、食べ物の画像にモザイクをかける API と Chrome 拡張を作ってみました。 Microsoft Project Oxford の Vision API を利用したもので、API 制限等からきちんと公開はしていませんが、API を試したり、コードを見たりはできます。先日話題になった How-Old.net は、Project Oxford の提供する API のうち Face API を利用しています。 食べ物の画像にモザイクをかける Web サービス 画像 URL を指定すると、食べ物の画像の場合、モザイク処理された画像が返ってきます。 http://foodtero.azurewebsites.net/api/?url=http://upload.wikimedia.org/wikipedia/ja/thumb/f/fc/Soy_ramen.jpg/260px-S
JR西日本では、安全・快適な駅づくりの一環として、ホームにおける列車との接触や転落を未然に防止する「遠隔セキュリティカメラ」と、ホームからの転落を自動検知し列車との接触を防ぐ「転落検知カメラ」を導入します。 ホームにおける鉄道人身障害事故は全国的に増加傾向にあり、当社としても「安全考動計画2017」において、ホームの安全を重要な課題と位置付け、事故の低減に取り組んでいるところです。今回導入する「遠隔セキュリティカメラ」と「転落検知カメラ」は、カメラの画像解析技術を用い、ホームにおけるお客様の歩行の乱れや長時間の座り込み、線路内への立ち入りなど通常と異なる動きを自動的に検知し、当社係員に知らせることによりお客様を保護する取り組みです。 今後も、ホームからの転落等防止キャンペーンをはじめ、さまざまな取り組みにより、ホームの安全対策をより一層推進していきます。 1 導入の目的 ホームにおける鉄道
今年も夏コミの季節がやってまいりました。コミックマーケットと言えばひそかに注目しているのが、あの人の研究所(3日目/西き16b)の「あの人の研究論文集」。毎回何の役に立つか分からない「才能の無駄遣い」的研究ばかりを集めた論文集で、昨年は画像補完で衣服をスケスケにしちゃう「画像補完技術による衣服の除去」などが話題になりました(紹介記事)。 さて、今年の注目は何と言っても、七海セカイさん(@Sekai_Nanami)による「半脱ぎパンツ画像の自動合成によるはいてない感の付与」。画像合成技術を使うことで、「はいてない画像」の新たな方向性と感動を模索した紳士的研究論文です。 論文では、女の子の画像から太もも部分を検出し、適切な位置に「半脱ぎパンツ画像を合成」することで、まるで女の子がパンツをずらした「半脱ぎ」、すなわち「はいてない」状態であるかのように見せる手法を提案。その有効性は、次の参考画像を
またしても日本からすばらしい変態技術が! ブログ「ぱろすけのメモ帳」のぱろすけさん(@parosky0)が執筆した論文「画像補完技術による衣服の除去」があまりにも画期的なので紹介します。全文は「コミックマーケット85」で販売される「あの人の研究論文集 Vol.4 No.2」(3日目/西す-13a/あの人の研究所)に収録される予定。 さて、どういうシステムなのか簡単に説明いたしますと、要するに「画像補完技術を使って画像の“衣服”をはぎ取ってしまおう」という技術。水着やパンツ、ブラジャーなど妄想の邪魔になりそうな部分を指定してあげると、膨大な画像データベースからその部分にマッチする裸体画像をすかさず検索。さらに画像合成技術を使って、切り抜いた部分にそれを違和感なく合成してあげれば……あら不思議! 邪魔な下着が消えてそこにはかつて人類が夢見た伝説の黄金郷が! ありがたやありがたや。 盛大にモザイ
http://blog.iconfinder.com/detecting-duplicate-images-using-python/ 1 comment | 0 points | by WazanovaNews ■ comment by Jshiike | 約5時間前 Iconfinderは以前、500 Startup Fundのデモdayでプレゼンするのを見た記憶があります。それから資金調達もできたようで、無事生き残ってますね。 アイコン等の画像ファイルの検索 & 販売をするサイトですが、悪いユーザがIconfinderから画像をダウンロードした後に、そのまま、もしくは多少改変して、Iconfinderにアップして販売しようとする不正行為があるようです。その対策のための検知アルゴリズムについてブログで紹介しています。 一般的な画像データをハッシュ化するアルゴリズムでは、画像のごく一部
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