メルトダウンが発生し、甚大な被害をもたらしたチェルノブイリ原子力発電所4号炉の放射能漏れ事故。放射性物質が世界規模で舞い、チェルノブイリでは、いまだに高い放射線量のホットスポットが多数存在する。 ・着々とシェルターの建設が進んでいる そんな状態のチェルノブイリ原発4号炉だが、着々とシェルターの建設が進んでいる。本来は近寄ることが禁じられ撮影もできないのだが、今回は遠くから一瞬だけという条件で撮影をすることができた。これが、2013年4月現在のシェルターである。 ・地面に敷かれているレールで移動 シェルターは、チェルノブイリ原発4号炉の真横で建設されている。すべてが完成したのち、地面に敷かれているレールでシェルターが移動。チェルノブイリ原発4号炉を包み込むように移動し、密封するという計画だ。うまくいけば、これで放射性物質の拡散を減らすことができる。 ・強い放射線を放つ風 建設にあたっている職