『ルパン三世』の劇場版第1作。通称『マモー編』には名セリフ、名場面が多い。次元の「なげえ事、モンローとハンフリー・ボガードのファンだったが……」なんて最高だ。後に何度も繰り返される、五右ェ門の「またつまらんものを斬ったか」が最初に使われたのも『マモー編』だ。その中で一番印象的なのがクライマックス直前の、ルパンと次元のやりとりだろう。 「俺は、夢、盗まれたからな。取り返しに行かにゃあ」 「夢ってのは、女の事か」 「……実際、クラシックだよ。お前ってやつは」 格好いいシーンではあるのは間違いないが、語られている内容についての解釈は難しい。ルパンが戦う動機が語られているにも関わらず、それをはっきりとセリフにしていないのは、観客に対する謎かけなのだろう。 その“夢”を、不二子の事だと思っているファンが多いようだ。確かにこのやりとりの前に、南米のホテルにマモーが現れて、不二子を奪い去っている。だが、
【オスロ斎藤義彦】ノルウェー連続テロ事件で逮捕されたアンネシュ・ブレイビク容疑者(32)が、欧州の「イスラム化」や移民を批判していたことでノルウェーの移民社会は困惑している。他の欧州諸国より受け入れ国と移民との社会的摩擦が格段に低いノルウェーで移民が敵視されたことへの衝撃や、今後、移民への規制が逆に強まりかねないとの懸念が広がっている。 容疑者は事件直前に公表した文書で、移民による「欧州のイスラム化」を攻撃対象にするとしていた。 これについて、オスロ北部のフルセット地区で約1000人が参加して組織する「イスラム教徒センター」のモガール所長は、「イスラム移民とノルウェー社会の統合は進んでおり、分裂、対立しているとの容疑者の認識は間違っている」と語った。98年に創立されたセンターにはこれまで苦情や批判はなく、週末のイスラム教徒の子供向けの学校設立でも管轄の地区当局は快く許可したという。 フラン
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