タグ

飛行機と片渕須直に関するwhaleboneのブックマーク (2)

  • 集める人 #01 片渕須直(映画監督):「零戦の機体」

    第二次世界大戦中に飛んでいた、日を代表する飛行機「零戦」。三菱重工と中島飛行機(現SUBARU)で生産され、旧日海軍の主力として戦った戦闘機です。 2018年、ガダルカナル島のジャングルで見つかった零戦の残骸、製造番号「三菱2666号」を片渕監督の所属事務所で購入。現在は千葉県松戸市の航空史研究家・中村泰三さんの個人宅で保管し、月に一度一般公開もしています。 それにしても縦横数メートルにも及ぶこの残骸を、なぜ手に入れようと思ったのでしょうか? 「零戦の色って、何色なのかずっと曖昧だったんですよ。たくさん作られて、たくさんの人に見られてたはずなのに、ある人は『色みを帯びないグレー(灰色)だった』、ある人は『グリーンっぽいグレー(灰緑色)だった』、またある人は『どちらもあった』と言うんです。人の言葉や記憶の上では、零戦が当は何色だったのかが明確な形で残ってこなかったんですね。さらに『飴色

    集める人 #01 片渕須直(映画監督):「零戦の機体」
  • 「この世界の片隅に」は、一次資料の塊だ

    映画が終わり、館内が明るくなった時、私(松浦)は右隣で観ていた老婦人が暗くなったスクリーンを見つめたまま、拭いもせずにぽろぽろと涙を流し続けているのに気が付いた。左隣は、高校か大学かの姉妹らしき2人組みだったのだが、2人とも手にハンカチを持っていて、時折目元を押さえていた。 私はといえば、(とんでもない傑作をみた)とくらくらする頭を振っていた。あらかたの涙は鼻に流れ、ぐすぐず鼻をすすっていた。 現在ロードショー公開中のアニメーション映画「この世界の片隅に」(監督:片渕須直)である。 泣ける映画だが、泣けるだけの映画ではない。笑える映画だが笑えるだけの映画でもない。ホームドラマだがホームドラマというだけでもない。迫力の戦争映画だが、戦争一辺倒というわけでもない。 その全てだ。 地味と言えば地味な映画ではある。すずという18歳の絵を描くのが好きな女性が広島から呉に嫁ぎ、戦時下を生きる。その昭和

    「この世界の片隅に」は、一次資料の塊だ
  • 1