総務省は、2020年にも8Kのスーパーハイビジョン本放送を開始する方針を固めた。 総務省が28日に開催した「放送サービスの高度化に関する検討会」第2回会合で、スーパーハイビジョンの8K放送について、2020年の本放送開始を目標としたロードマップが示された。従来8K放送は、NHKが2020年の試験放送開始を目標として掲げていたが、これを大きく前倒しする。 同検討会には、NHKや在京民放各局、スカパー!、WOWOW、KDDI、日本ケーブルテレビ連盟など放送関連会社のほか、AVメーカーではソニー、パナソニック、東芝が参加。また東大や東北大などで教鞭を執る学識者も参加している。 8Kのスーパーハイビジョンは昨年8月、ITU-R勧告BT.2020として承認され、テレビの国際規格として本格的に動き始めた。画素数は最大で水平7,680×垂直4,320、1秒あたりのフレーム数は60で、表示は毎秒120フレ