書家・金子鷗亭の作品の特別展が北海道立函館美術館で開催されるとのニュースがありました。 金子鴎亭の書業たどる 生誕110年で特別展 (e-Hakodate.com, 2016年10月9日) 金子鷗亭とは 金子鷗亭は1906年生まれ、2001年没で、函館から比較的近い松前町の出身です。1990年に文化勲章を受章しています。漢文に偏ったそれまでの書のあり方を批判し、生活に近い口語文や短歌などを題材とすることを提唱、漢字・平仮名・片仮名の調和を重視したということです。日本酒「一ノ蔵」のラベルでも知られます。 鷗という字と文字コード この「鷗」はJIS第3水準、面区点位置1-94-69にあります。鳥のカモメの意味です。音読みではオウと読みます。 PCでかもめと打って変換すると「鴎」の方が先に出てくることが多いでしょう。こちらはJIS第1水準、1-18-10です。 JIS X 0208はもともと、1