第一章 四節 この有暇具足は極めて得難い。〔人身を得ることによって〕人の目的(解脱と一切智者の境地)を達成可能なものとなる。dal 'byor 'di ni rnyed par shin tu dka' / skyes bu'i don sgrub thob par gyur pa la この〔人の身を得た〕チャンスを活用できないとするなら、後で〔このような仏教を学べる条件が〕揃うことがどうしてあろうか。/ gal te 'di la phan pa ma bsgrubs na / phyis 'di yang dag 'byor bar ga la 'gyur ダライラマ法王はいつもこうおっしゃっている。昔は仏教徒の父母をもっていたから仏教徒となり、僧院に入ると回りのみなが仏教を勉強しているから自分も仏教を勉強するというものであった。しかし、21世紀の仏教徒のあり方はそのようである必要は