■ HSDPAって何? 「HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)」とは、携帯電話の新しい通信規格です。High Speed Downlinkという名前からわかる通り、ダウンロード、つまり基地局から端末への通信速度を高速化する技術になります。 これは当然ながらデータ通信のためのもので、通信速度が上がったからといって音声が綺麗に聞こえるようになるとか、そういうものではありません。もともとは、「3GPP」という携帯電話の標準化を行なう団体が定めたもので、最大14.4Mbpsでのダウンロードが可能になっています。 またHSDPAはあくまでダウンロードのみの高速化ですが、同様にアップロード(端末から基地局)の通信速度を高速化する「HSUPA(High Speed Uplink Packet Access)」という規格も2006年に制定されています。 HSDP