中国北部・秦皇島で試験走行する「巴鉄」バス。NurPhoto提供(2016年8月2日撮影)。(c)NurPhoto/Luo Xiaoguang 【8月6日 AFP】中国で今週お披露目され、未来的な公共交通機関として世界各国で報道された、道路の上をまたぐようにして走るバスについて、同国メディアから実現可能性や開発費用の捻出方法を疑問視する声が上がっている。 中国北部・秦皇島(Qinhuangdao)で、2台の乗用車を車体の下に走らせながら短い線路上を走行する試作車両の映像は、世界中のメディアから注目を浴びると同時に、安全性に関する懸念も生んでいた。 開発した巴鉄科技発展(TEB Tech)のウェブサイトによると、バスには最大1400人の乗客が乗車可能で、時速60キロでの走行が可能というが、映像では非常にゆっくり走るバスの姿しか写されていなかった。 中国メディアは5日、同プロジェクトに懐疑的な