この記事では現在RustのRFC3058として提案されている,Try Trait v2について解説していきます. とはいっても私はまだRustを学習している段階で,RFCの背景や実際になされている議論などには踏み込んだ説明をすることはできませんのでそこはご了承ください. もっと詳しく知りたいという方はRFCのページを見ると全て書いてあります. rust-lang.github.io このRFCは今も議論が続けられているのでもしかしたら大幅に変わる可能性もあります.ご了承ください. また,v2という名前から察する人もいるかもしれませんが,同じ目的のv1もありました(今はv2に置き換えられています). rust-lang.github.io そちらについては書かないのか,と思う方もいるかもしれませんが,機能の説明にあたってはv1との差分をそこまで気にする必要はなさそうだと判断したため省いていま