米Accentureは顧客サービスに関する調査結果を,米国時間8月7日に発表した。それによると,過去1年間に顧客サービスの対応の悪さから,別の企業に乗り換えたことがある回答者は46%に達したという。 調査は2006年5月に,米国の消費者1000人以上を対象に実施したもの。小売業,インターネット・サービス・プロバイダ,銀行,電話会社,携帯電話会社,ケーブル/衛星テレビ会社,ホテル,航空会社,保険会社,公益事業会社など,さまざまな業界の顧客サービスについて調査した。 サービスの悪さから顧客を失った企業の割合は,業界によって異なる。最も痛手を被ったのは小売業界で18%。ついで,インターネット・サービス・プロバイダ(15%),銀行(14%),電話会社(12%),携帯電話会社(11%),ケーブル/衛星テレビ会社(10%)などが続いた。 新技術が必ずしも顧客サービスの向上に貢献していないことも分かった