「すごく美味しいハムとソーセージのお店があるんだって…」と、ミモロは、親しいお友達から仕入れた情報を得意そうに話します。
その店は、東大路と丸太町通が交差するところにある熊野神社のすぐ近く。丸太町通を少し西側に歩いたところにあります。
「ここだー。今までもよく熊野神社までお散歩に来てたのに、このお店知らなかったー」と。
お店の前には、ランチボックスなど、おすすめの品を示す看板が。
さっそくミモロは、お店の中へ。
「わーいろんな種類のソーセージやハムが並んでるー。どれにしようかなぁ、迷っちゃう」と、いつものようにあれこれと迷いながら、ガラスケースに並ぶソーセージやベーコン、ハムをひとつひとつ見て行きます。
「何をお探しですか?」と、声を掛けてくださったのは、このお店のオーナーの吉田英明さん。
ここにあるソーセージやハムなどは、吉田さんの手づくりの品。吉田さんは、23歳でスイスやフランスへ料理修業に。帰国後、ホテルのレストランで料理長を務めたり、また、長年、ご自身のお店のオーナーシェフもなさっていらっしゃいました。
「自分が納得するソーセージやハムがなくて…」と、フランスやドイツのソーセージやハムなどの専門店をつくろうと、2年半ほど前にこのお店をオープンしました。
その美味しさは、地元の人たちの間で評判になり、口コミなどでお客様が増えています。
「どれもすごく美味しそう…」とミモロは、まだ迷っています。ウィンナー、チョリソー、チーズや香草入り、いろいろなスパイスの入ったものなど、本当に種類が豊富。
迷ってなかなか決められないミモロは、4種類のソーセージがパックされているものを選びます。
「だって、いろいろ食べてみたいんだものー」ミモロのような人が多いのでしょう。4種類セットは、人気の品のひとつ。
店内にあるほとんどの品が自家製ですが、「生ハムだけは、フランスのものが美味しい」ということで、輸入しています。
「生ハムとチーズで、ワインを頂くとたまらないねぇー」とミモロ。なかなか大人の飲み方ですね。
店内には、ソーセージやハムのほかに、それに合うマスタードやフランス製の調味料、コトコト煮込みに使う重いお鍋なども並んでいます。
「あ、パンもあるー」これはドイツから空輸されたもの。
オーナーの吉田さんはフランス料理のシェフだったので、お店にあるテリーヌ、パテなども、評判の美味しさ、またキッシュやポテトグラタンなどのお惣菜も大人気。ハムやキッシュ、サラダなどがセットされたランチボックスは、売り切れになる人気ぶり。
「いいお店、お友達に紹介してもらっちゃたー。また買いに来まーす」と、ミモロは、大好きなソーセージやハムを抱えて、お店を後にしました。
*「LINDNBAUM (リンデンバーム)」京都市左京区丸太町通川端東入ル東丸太町41-6 電話075-751-0786 営業時間:11:00~19:00 無休 お取り寄せもできます。いろいろな種類の品々など詳しい情報はホームページで。
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