空気が入れ替わって、涼しさを通り越したような朝でした。
連休も終わり始動です。
連休2日目は、前日の庭の手入れをと思っていたのに、朝食の後常備菜を作っているうちに雨がパラパラ・・・・・程度だけど外仕事は無理だわね。
それで、気になっていた、自家製醤油の瓶の移し替えです。
1升瓶12本を4合瓶に移します。
麹屋さんが、これで2年分はあるはずと昨年の今頃、仕込んだ醤油を届けてくれた最後の分です。
移し終えた1升瓶を洗い、来年用に保存です。
最近、1升瓶のお酒を飲まなくなって、その確保が大変です。
もう醤油絞りは止めますと、麹屋さんに言われたのは、2年前。
その時もう自家製醤油はできないのだとあきらめて、持っていた1升瓶を酒屋さんにお返ししました・・・・・その頃1升瓶が不足していたからね。
それが思いがけずに、麹屋さんが絞ったのがいただけるようになり、また1升瓶集めでした。
スーパーで買う醤油との違いって?
味が違うのです。素材が十分に使われているということなのでしょう。
大豆を煮た時の汁は、とっても甘味がありますが、そういう素材の積み重ねかな。
化学調味料と色で嵩増ししたものとの違いでしょうね。
煮物を作ってもダシが要らない位です。
先日何かで目にしました、わが国の食料自給率がカロリーベースで38とか39といわれていますが、飼料や肥料なともろもろ入れて考えると10パーセント、という衝撃なものでした。
ありうるかもしれません。
食の自給なくして、何をか語るのでしょうかと思うこの頃です。
午後、夫は先祖祭りに出かけ、私は庭の手入れ。
よく働きました。
コロナで先祖祭りも1軒一人になり、会食もなく折り詰めとお酒はお持ち帰り。
もうみんなのお顔忘れてしまいそう(笑)
人の見送り方も変わり、いえ簡単になり最後のお別れも十分にできない今です。先祖祭りで顔を合わせていられる間は、健在ということなんだわね。
微妙な世の中になりました。
読みいただきありがとうございました。
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母が60代の中頃のことです。3軒分になりますが 実家の納屋に大きな醤油樽を3つ置き
毎朝自分の樽のお醤油を混ぜるに 3人のばあちゃんが集まり 仕事の後はコーヒー立てて
おしゃべりサロンになるという 3ばあちゃんたちの楽しい習慣でもありました。
あの当時は3人とも頭がしゃっきで 認知が入ってなかったです。
自家製醤油をやめて 集まって話する機会も少なくなり 順番に3人の認知が進んでいきました。
当時は醤油の実(しょいのみ)を頼まれて 地元の料理屋に分けていました。
ぷ~んと香り高い醤油は 今でも鼻の奥に残っています。
今から思うと自家製醤油は とても贅沢品でしたね。
美恵子さん 続けて作ってくださいね。
今醤油や味噌を手作りできることはとても贅沢なことだと思います。
大豆から育てて、手間暇かけて・・・・・夫と2人手間が掛けられる生活があってのこと。
自分で作った物を食べることが、難しい仕組みになりましたね。
あと何年続けられるかが問題ですが・・・・・。
醤油の香りいいですね。
私が続ける以前に麹屋さんが廃業しそうで心配です。ご子息いるのだけど、あとついてないみたいだから。
麹屋さんみたいな職種が食べていかれない時代になってしまったんだわね。
簡単便利を求めていると、大変なことなんるかもですね。
忘れて 行っていましたね。
戦後の 社会のスピードに乗り遅れないように 必死だったのかな。
その間に 人間の能力の使い方が全然変わってしまったと思いますが
ハッと気づくと ちょっとしたきっかけで生きる力さえ失ってきていることに気づきます。
本当に 自家製のお醤油を作っているおうちなんてほとんどないと思います。
貴重なことです。
その分、何もかもお金で賄うようになりました。
人間の幸せがお金でかんがえられるようになったような気がします。
しばらく前に違う価値観で幸せを感じると言う話がでていましたが、今回の総裁選の候補者の話を聞いていたら、所得倍増や高度成長を目指す話が気になりました。
自家製のものは決してお安いわけではなく、材料にこだわると高価なものになりますが、それでも材料がわかるだけ安心ですね。
でも、絞ってくれる人がいなくなってしまいそうです。