フライトジャケットについて。リンキチです。
フライトジャケット(FJ)とは戦闘機に
乗るパイロットが着用するジャケットで
ミリタリーファッションの一つ。
戦闘機に限らず、軍用航空機全般の
パイロットを含む搭乗クルーも
着用しているジャケット、というくだりの
第2回目、前回紹介モデルの一つ前に
さかのぼるモデルのFJ B-15Cについて。
B15シリーズの流れを組むCタイプ。
有名なのはエアフォースブルーのB-15C。
戦時中、マリリン・モンローが戦地へ
慰問に訪れた際に着用していた事で
有名でB-15Cのシンボルカラー的な。
そんなエアフォースブルーが欲しくて10年以上
前に新品購入したアビレックス社のB-15Cです。
各社によって微妙に色合いが異なりますが
アビレックスのはもともとそんなに明るい青では
なく紺色っぽかったのと完全に着潰した感じで
薄汚れているというのもあり、濃い感じ。
ドカジャンみたいで変なおぢさん。
インナーもすでにボロボロ状態、変な色に
変色してるんです。このおぢじさん変なんです。
エアフォースマークはいい感じに擦れて
いるので変ぢゃない。けどその他はマジ
ボロボロなのでもう捨て時。
こちらは貰いものB-15C MODタイプ。
メーカーは確かヒューストンだったかな。
カラーはエアフォースブルーではなくネイビー。
それなりに重量感ある造りでしっかりしてます。
お約束の正規タグの上にMODタグが
縫い付けられている心憎い演出は前回紹介した
B-15D MODとも同じ。
こちらのエアフォースマークはほぼ
無くなってる状態。
クリーニング出すとこんな感じで
ステンシルが溶けるので要注意。
このMOD B-15Cのフロントジッパーは
ririというスイス製の高級ファスナー。
手持ちのFJでこのriri製が付いてるものは
これのみ。ちょっと珍しい。
そして一番好きなバズリクソンズのB-15C。
エアフォースブルーが出る以前のモデル、
オリーブドラブのカラー。
オリーブドラブのモデルが生産されたのは
極わずかな期間、そのモデルを再現した
バズリクソンズのB-15Cです。
そこそこ状態が良かった中古品。
エアフォースブルーのB-15Cの
オキシジェンタブ(酸素マスクホース固定用)
がナイロン製なのに対し、この
オリーブドラブB-15Cのタブは
ホースハイド製、いわゆる馬皮です。
このあたりはB-15Cの前のモデル、B-15Bの
流れを受け継いでいるつくりです。
襟ボアはムートン製でモフモフ感がパねぇ。
バズリクソンズのモデルは造りがしっかりしてて
リアル忠実に再現しているからいい仕事。
防寒時にはこういう感じに襟立てできるけど
これやる人はまず見たことない。パなく温かい
かもしれないけどムチ打ちになった人みたいで
変なんです。そぅです、私も変なおぢさんです。