アイズが運営する「メディアレーダー」は、2024年の資料別ダウンロード数ランキングを発表した。
同プラットフォームは、マーケティング担当者・広告代理店と広告・マーケティングサービス提供元(以下、掲載社)を結ぶ、広告業界のプラットフォーム。2024年7月に会員数12万人を突破した。
今回は発表したランキングは、通常プランでの登録資料を対象に、2024年1月1日~2024年12月31日までの資料別ダウンロード数を集計したものだ。
総合ランキング1位はファンコミュニケーションズ
総合ランキングでは、ファンコミュニケーションズ WP「SNS4媒体を比較!インフルエンサーを活用したアフィリエイト広告」が、2年連続で1位を獲得した。2位にはCARAFULの「【TikTok】マーケター必見!TikTok企業活用事例14例まとめ」がランクインし、SNSマーケティング関連資料の人気の高さを示した。
また、総合ランキング10位以内に富裕層をターゲットとした資料が5つランクインするなど、富裕層向けマーケティング施策への関心の高まりが顕著となった。
SNSマーケティング部門はTikTok関連資料が増
部門別に見ると、SNSマーケティング部門でも、総合ランキング1位だったファンコミュニケーションズ WPが1位に。SNSの中でも「TikTok」に関連した資料のランクインが多く、2023年の結果と比較すると「Instagram」に関連した資料のランクインは減少した。
OOH部門では、CCCMKホールディングスが1位に
OOH部門では、CCCMKホールディングスの「【富裕層・経営者層へアプローチ!】実購買データでタクシー広告の効果検証が可能!」が1位となった。OOH部門でも富裕層をターゲットとしたマーケティング施策の需要が高かった。
サンプリング部門は主婦・ママ層向けターゲット
サンプリング部門では、ネクストビートの「富裕層の主婦ママ向け】子育て情報メディアで二次利用無料の動画・記事タイアップ!」が1位。「主婦・ママ層」をターゲットとしたサンプリング施策の親和性が高いと、メディアレーダーは見解を示している。
高所得・富裕層向け部門、注目は経営者ターゲットの施策
高所得・富裕層向け部門でニューラルマーケティングの「【高級・高層マンションサイネージ広告】富裕層25万人以上へダイレクトアプローチ」が1位を獲得した。高所得・富裕層の中でも「経営者」をターゲットとしたマーケティング施策が注目された結果となった。
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