写真:彰 伴治
地図を見る昔、ガスや電気が普及する前、調理は「かまど」で行われていました。かまどとは、土やレンガなどで火の囲いを作り、その上に釜や鍋を置く台が設置されたもの。薪(まき)や炭などの火加減を微妙に調整するなど手間ひまをかけながら、煮物や汁物、炊飯などあらゆる調理に使われました。
このかまどで使う釜や鍋は底が丸みを帯びて深くなっており、大きくて重いため扱いが大変なのですが、その形が調理の際に絶妙な熱対流を生み、食材の良さを一段と引き出してくれます。家電ショップでよく見かける「竈(かまど)炊き」などのネーミングで売り出されている電気炊飯器は、内がまにこの釜の形を採用したものです。
愛隣館の「かまどダイニング おむすび庵」には5つのかまどがあり、大きめの野菜を煮込んだ「田舎煮」や三陸産の昆布を使った「すき昆布煮」、口コミで大評判の「噂のビーフシチュー」などを釜から直接「あつあつ」で提供しており、ここで食事が出来る宿泊プランは女性を中心に大人気となっています。
写真:彰 伴治
地図を見るかまどダイニングはハーフバイキング形式を取っており、おむすび庵の「かまど」と大きく書かれたのれんをくぐり案内される席には、お刺身や香の物、食前酒などと一緒にめったに食べることの出来ない貴重なポーク「白金豚」が出迎えてくれます。
白金豚とは、地元花巻の高源精麦(株)が飼料の配合から飼育する場所、そして与える水にまでこだわって育て上げたブランドポーク。"プラチナポーク"と呼ばれるその肉はやわらかでまろやか。2005年に日経流通新聞の生鮮ブランド勝ち組ランキングで数々の銘柄商品を抑えて1位となりました。
大量に生産できないこの貴重な白金豚は、食べられる場所も限定されており、地元花巻でも限られた場所でしか味わうことが出来ません。愛隣館では一年を通してこの白金豚をステーキやしゃぶしゃぶで提供しています。
写真:彰 伴治
地図を見るかまどダイニングの一番の人気メニューは「噂のビーフシチュー」。当初はこのおむすび庵でしか提供していませんでしたが、その美味しさが口コミサイトで評判となり、部屋食でも希望すればオプションで提供する様になりました。
コトコトじっくり煮込んでお肉がとろけ、野菜の甘味がしみ込んだ味わい深いこのシチューは、愛隣館を訪れたら必ず食べたい一品です。
写真:彰 伴治
地図を見るかまどダイニングでは部屋の中央に設置された厨房で、シェフがあらゆる料理を熱々で提供してくれます。釜で調理する煮物やシチューだけでなく、焼き魚や焼きおにぎりは「炭火焼き」で、天ぷらもお客さんの動きを見ながら絶妙なタイミングで揚げて行きます。そんな忙しそうに見えるシェフですが、お客さんから一声かけられれば笑顔で料理を取り分けてくれます。ぜひ遠慮せずにシェフとのコミュニケーションを楽しんで下さい。
かまどダイニングは訪れる人々だけでなく、待っているシェフにも直接お客さんとコミュニケーションできる貴重な場所。お客さんからの「美味しい。」の一言がこの手間ひまのかかるかまどダイニングを続けて行く活力になっています。
写真:彰 伴治
地図を見る白金豚や田舎煮、ビーフシチュー、天ぷらなどの熱々の料理を楽しんだ後に欲しいのはやはりスイーツ。かまどダイニングでは「旬のフルーツ」や「オリジナルのプリン」小さめの「プチケーキ」などスイーツも充実していて女性に大人気。
更にうれしいのが、旅行日が誕生日の時に事前に予約すると、花巻の人気菓子店"パティスリーアンジュ"の「かまどダイニング用オリジナルバースデーケーキ」が食べられること。大切な記念日の旅行を更にグレードアップして楽しめます。ホテルからのプレゼントもあるので、誕生日に旅行する際は、必ず前日までに愛隣館に連絡して下さいね。
いかがでしたか?
愛隣館は全てがワンランク上のサービスを目指しており、到着時の出迎えから帰りは建物が見えなくなるまで、料金を超えた本当に素晴らしいおもてなしが感じられ、リピーターがとても多いホテルです。
食事は夜だけでなく朝のバイキングでも、全て手の込んだ料理が提供されます。また、ミキハウス子育て総研の「ウェルカムベビーのお宿」に認定された、小さいお子様連れにも優しい部屋食や貸切り風呂のサービスがあり、パパもママも安心してくつろぐことが出来ます。
花巻温泉峡の奥座敷「結びの宿 愛鱗館」の美味しい料理と温泉で、ゆったりしてみて下さい。きっと、二度、三度と訪れたくなる素敵な時間を過ごすことが出来ますよ。
なお、提供される料理は毎日変わります。また色々なオプションも用意されているので、予約の際にはホテルに確認されることをお勧めします。
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(2025/1/27更新)
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