100パーセント
100
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/31 03:30 UTC 版)
99 ← 100 → 101 | |
---|---|
素因数分解 | 22×52 |
二進法 | 1100100 |
三進法 | 10201 |
四進法 | 1210 |
五進法 | 400 |
六進法 | 244 |
七進法 | 202 |
八進法 | 144 |
十二進法 | 84 |
十六進法 | 64 |
二十進法 | 50 |
二十四進法 | 44 |
三十六進法 | 2S |
ローマ数字 | C |
漢数字 | 百 |
大字 | 百 |
算木 |
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100(百、陌、佰、ひゃく、もも)は、自然数、また整数において、99の次で101の前の数である。
語
漢字の「百」は、単に100を意味する以外に、非常に多いことも表す。「陌」と「佰」は「百」の異体字であり、大字である。日本語では両方が通用し、中国語では「佰」だけが通用する。とは言え、現在ではほとんど用いない。
日本語の「百」は、訓読みでは、100倍を意味する語尾を「お」(歴史的仮名遣では『ほ』)と読む(例:五百〈いお〉、八百〈やお〉)。また、大和言葉では、数としての100を「もも」といい、単位としての100を「お」(歴史的仮名遣では『ほ』)という(例:五百〈いお〉= 5 × 100 、八百〈やお〉= 8 × 100 )。
英語では "hundred(日本語音写例:ハンドゥレド、慣習音写形:ハンドレッド)"" および "one hundred(日本語音写例:ワン ハンドゥレド、慣習音写形:ワンハンドレッド)" と表記され、序数詞では "hundredth(日本語音写例:ハンドゥレッドゥス)"、"100th"、"one-hundredth" と表す。
ラテン語では、"centum(日本語音写例:ケントゥム)" が英語の "a hundred" と同義、 "centēnus(ケンテーヌス)" が "one hundred" と同義である。
性質
- 100 は合成数であり、約数は 1, 2, 4, 5, 10, 20, 25, 50 と 100 である。
- 100 = 102
- 10番目の平方数である。1つ前は81、次は121。
- 4番目の三角数10からなる平方数である。1つ前は36、次は225。(オンライン整数列大辞典の数列 A000537)
- 100 = 13 + 23 + 33 + 43
- n = 3 のときの 1n + 2n + 3n + 4n の値とみたとき1つ前は30、次は354。
- 4連続整数の立方和とみたとき自然数の範囲だと最小、整数の範囲だと1つ前は36、次は224。
- 100 = 03 + 13 + 23 + 33 + 43
- 4つの正の数の立方数の和で表せる20番目の数である。1つ前は93、次は107。(オンライン整数列大辞典の数列 A003327)
- 異なる4つの正の数の立方数の和1通りで表せる最小の数である。次は161。(オンライン整数列大辞典の数列 A025408)
- 異なる4つの正の数の立方数の和 n 通りで表せる最小の数である。次の2通りは1036。(オンライン整数列大辞典の数列 A025421)
- 100 = 13 + 23 + 33 + 43
- 平方数がハーシャッド数になる6番目の数である。1つ前は81、次は144。
- 4番目の三角数10からなる平方数である。1つ前は36、次は225。(オンライン整数列大辞典の数列 A000537)
- n = 2 のときの 10n の値とみたとき1つ前は10、次は1000。
- 100 = (2 × 5)2
- n = 5 のときの (2n)2 の値とみたとき1つ前は64、次は144。(オンライン整数列大辞典の数列 A016742)
- n = 2 のときの (5n)2 の値とみたとき1つ前は25、次は225。(オンライン整数列大辞典の数列 A016850)
- n = 2 のときの {2(2n + 1)}2 の値とみたとき、1つ前は36、次は196。(オンライン整数列大辞典の数列 A016826)
- 100 = 22 × 52
- 2つの異なる素因数の積で p2 × q2 の形で表せる2番目の数である。1つ前は36、次は196。(オンライン整数列大辞典の数列 A085986)
- 100 = 102 + 02
- 自身の数の並びを変えないで区切った2つの数の平方和が自身になる2番目の数である。1つ前は1、次は101。(オンライン整数列大辞典の数列 A178530)
- ただし、1つ前の1は 1 = 02 + 12 という形で含めるため、先頭に0を含まない厳密な a2 + b2 の形としたとき最小の数である。
- 自身の数の並びを変えないで区切った2つの数の平方和が自身になる2番目の数である。1つ前は1、次は101。(オンライン整数列大辞典の数列 A178530)
- 100 = (10 + 0)2
- 自身の数の並びを変えないで区切った2つの数の和の平方が自身になる3番目の数である。1つ前は81、次は2025。(オンライン整数列大辞典の数列 A102766)
- 100 = 1 × 2 × 5 × 10
- 10 の約数の積で表せる数である。1つ前は27、次は11。(オンライン整数列大辞典の数列 A007955)
- 10番目の平方数である。1つ前は81、次は121。
- 100 = 62 + 82
- 異なる2つの平方数の和で表せる29番目の数である。1つ前は97、次は101。(オンライン整数列大辞典の数列 A004431)
- 102 = 62 + 82
- 平方数が異なる2つの平方数の和で表せる2番目の数である。1つ前は25、次は169。(オンライン整数列大辞典の数列 A134422)
- ここに現れる 6,8,10 はピタゴラス数である。
- 平方数が異なる2つの平方数の和で表せる2番目の数である。1つ前は25、次は169。(オンライン整数列大辞典の数列 A134422)
- n = 2 のときの 6n + 8n の値とみたとき1つ前は14、次は728。(オンライン整数列大辞典の数列 A074620)
- 二十進数の50は、十進数では100となる。
- 最初の9つの素数の和である。1つ前は77、次は129。
100 = 2 + 3 + 5 + 7 + 11 + 13 + 17 + 19 + 23- 9連続素数和とみたとき最小。次は127。
- 異なる2つの素数の和6通りで表せる4番目の数である。1つ前は72、次は106。(オンライン整数列大辞典の数列 A066722)
100 = 3 + 97 = 11 + 89 = 17 + 83 = 29 + 71 = 41 + 59 = 47 + 53 - 100 = 26 + 62 = 43 + 62
- 100 = 26 + 62
- n = 6 のときの 2n + n2 の値とみたとき1つ前は57、次は177。(オンライン整数列大辞典の数列 A001580)
- n = 2 のときの 6n + n6 の値とみたとき1つ前は7、次は945。(オンライン整数列大辞典の数列 A001594)
- 100 = 26 + 62
- 33番目のハーシャッド数である。1つ前は90、次は102。
- 各位の平方和が平方数になる23番目の数である。1つ前は90、次は122。(オンライン整数列大辞典の数列 A175396)
- 各位の和と各位の平方和が両方とも平方数になる7番目の数である。1つ前は90、次は400。(オンライン整数列大辞典の数列 A197125)
- 各位の立方和が平方数になる13番目の数である。1つ前は90、次は102。(オンライン整数列大辞典の数列 A197039)
- 100 = 53 − 52
- n = 5 のときの n3 − n2 の値とみたとき1つ前は48、次は180。(オンライン整数列大辞典の数列 A045991)
- 基数4の1つ目の自己記述数である。もう1つは136。
- 1/100 = 0.01
- 1a = 10m×10m = 100m2(→面積の比較)
- 1ha = 100a = 100m×100m = 10,000m2
- 次のような表示をもつ(下線部は循環節)。
関連項目
- 数に関する記事の一覧
- 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100
- 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109
- 100 110 120 130 140 150 160 170 180 190
- 100 200 300 400 500 600 700 800 900
- 10 100 1000 10000 100000 1000000 10000000 100000000
- 1/100
- 名数一覧
100 | 101 | 102 | 103 | 104 | 105 | 106 | 107 | 108 | 109 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
110 | 111 | 112 | 113 | 114 | 115 | 116 | 117 | 118 | 119 |
120 | 121 | 122 | 123 | 124 | 125 | 126 | 127 | 128 | 129 |
130 | 131 | 132 | 133 | 134 | 135 | 136 | 137 | 138 | 139 |
140 | 141 | 142 | 143 | 144 | 145 | 146 | 147 | 148 | 149 |
150 | 151 | 152 | 153 | 154 | 155 | 156 | 157 | 158 | 159 |
160 | 161 | 162 | 163 | 164 | 165 | 166 | 167 | 168 | 169 |
170 | 171 | 172 | 173 | 174 | 175 | 176 | 177 | 178 | 179 |
180 | 181 | 182 | 183 | 184 | 185 | 186 | 187 | 188 | 189 |
190 | 191 | 192 | 193 | 194 | 195 | 196 | 197 | 198 | 199 |
- 斜体で表した数は素数である。
100ドル紙幣
(100% から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/26 17:17 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動100ドル紙幣(100ドルしへい、100$紙幣、100ドル札とも)は、ドルを運用している国家で使用されている紙幣のうち、特に100ドルの価値を持つ単独紙幣を指す。
- 100ドル紙幣 (アメリカ合衆国)
- 100ドル紙幣 (カナダ)
- 100ドル紙幣 (オーストラリア)
- 100ドル紙幣 (ニュージーランド)
- 100ドル紙幣 (香港)
- 100ドル紙幣 (ニカラグア)
- 100ジンバブエドル ⇒ ジンバブエの紙幣
- 100台湾ドル ⇒ 台湾の紙幣
パーセント
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|
1単位 | 量 | 指数 |
---|---|---|
1 % | 0.01 | 10−2 |
1 ‰ | 0.001 | 10−3 |
1 ‱ | 0.0001 | 10−4 |
1 ppm | 0.000001 | 10−6 |
1 ppb | 0.000000001 | 10−9 |
1 ppt | 0.000000000001 | 10−12 |
1 ppq | 0.000000000000001 | 10−15 |
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パーセント(英: percent, percentage, %)、百分率(ひゃくぶんりつ)は、割合を示す単位で、全体を百として示すものをいう。
割合を示す単位には、他に全体を千とするパーミル(千分率、‰)や、万とするパーミリアド(ベーシスポイント、万分率、‱)などがある。
語源
ラテン語の "per centum" が語源であり、per は「毎に」、centum は「百」を意味する。また、パーセント記号そのものはイタリア語の "per cento" を縮めて書いたものがもとになっている。ドイツ語では Prozent といい、このため古い文献ではプロセントと表記されている。
用例
例えば、ある会社のその年の売上高が、前年の100億円から120億円に増加したとき、「売上高が前年から20 %増加」などと表記する。パーセントは100を越えることもあり、「今年の売上高は前年比120 %」と表記しても良い。
しかし、「支持率が50 %から10 %増加して60 %になった」などという表現は、数学的には誤用である。50 %から10 %の増加であれば、 0.50 + (0.50 × 0.10) = 0.55 = 55 % だからである。正しくは「支持率が50 %から10パーセントポイント増加して60 %になった」となる。なお、「パーセントポイント」は単に「ポイント」と言われることも多く、日本では「パーセントポイント」と言われることは稀である。
なお、パーセントポイントの100分の1はベーシスポイント (bp) と呼ばれ、金融分野で金利スプレッドや利上げ・利下げ幅などの表示にしばしば用いられる(例えば金利が0.1 %から0.15 %に上がった場合は「5 bpの利上げ」のように表現する)。
道路の傾き(勾配)を示す場合にも用いる。水平方向に100 m進むと5 m上がる(または下がる)坂道の勾配は5 %である。ちなみに、道路ではパーセント(百分率)を用いる(日本の道路標識#警戒標識の「上り急勾配あり (212の3)」など)のに対して、鉄道ではパーミル(千分率、‰)が用いられる(5 %の代わりに50 ‰を用いる)。
計算式
ある割合をパーセント表記したときの数値は、元の割合の数値の100倍である。
- パーセント表記した割合の数値 = 割合の数値 × 100
割合の数値を、対象となる数値と基準となる数値とを用いて表すと、次式になる。
- パーセント表記した割合の数値 = (対象となる数値 ÷ 基準となる数値)× 100
英語表記
イギリスでは、イギリス英語: "per cent"と2語で書かれることが多い(しかし、"percentage" や "percentile" は1語である)。一方アメリカ合衆国ではアメリカ英語: "percent"と1語で書かれる。またEU諸国では一般的にイギリス英語の方が好まれる傾向にあるが、英語で書くときには "percent" と1語で表記される。なお、20世紀の初め頃までは、2語で書く場合は"per cent."のように最後にピリオドを付けていた。この表記法は今でも契約書の中などに見られることがある。
スペース
数値とパーセント記号との間にスペースを入れる流儀と入れない流儀がある("100 %" か "100%" か)。Chicago Manual of Style(シカゴ大学出版局)ではスペースなしを奨励している。一方、国際単位系やISOの規格では、角度の度分秒の記号(° ' " )以外の全ての単位記号(℃、%を含めて)の前にスペースを入れると定めている[1]。したがって科学論文でも本来はスペースを入れるのが正式であるが、実情では国際誌においてもスペースを入れない表記が多くみられる。詳細は、パーセント記号#スペースを参照。
出典
- ^ 独立行政法人産業技術総合研究所 計量標準総合センター『国際文書 国際単位系 (SI)』(第 8 版日本語版)、2006年、47頁 。