MD
「MD」とは、商品化計画・商品政策を意味する英語表現である。商品を提供するサービス全般の責任者という意味のmerchandiserの頭文字から付けられた言葉だ。
「MD」とは・「MD」の意味
MDとは、商品を制作する際に行う計画・活動のことである。具体的には、スーパーなどの小売り業、もしくは卸売り業を営む事業所が、ある特定の商品にスポットを当て、開発、仕入れ、マーケティング、商品提供に至る一連のサービスに対し、綿密に計画を練り購買行動へつなげる販売促進行動のことだ。MDは代表取締役という役職の意味があるManaging Directorの略語としても使われていて、基本的にはビジネスシーンで用いられる言葉である。
通販業界で行うMDは原材料の仕入れからスタートし、商品の企画および価格設定、マーケティング、サイトなどのビジュアル設定、プロモーション業務、在庫管理、配送作業など多岐にわたる。
韓国のクラブシーンでは、MDと呼ばれるマーチャンダイザーを使って集客することが多い。アパレル業界におけるMDもマーチャンダイザーの略称で、アパレルメーカーにおけるブレーン的な業種でもある。具体的には、トレンドを分析しながらマーケティングを行い、商品の企画・開発、予算編成、仕入れ、生産、売り上げまでを管理する。
MDは、マレック病という病名の略称でもある。マレック病とは鳥の病気で、人間に感染することはない。マレック病ウイルスに感染すると、体内のリンパ球、末梢神経、肝臓、脾臓など体内の各部位に腫瘍を形成する。
MDは、音楽記憶装置の名称でもある。正式にはMini Disc(ミニディスク)と言い、直径は2.5インチでCDと同様の光ディスクだ。ミニディスクは1991年に日本の電機メーカー・ソニーが開発し、1992年に製品化して販売された。ミニディスクを再生するときに使用する機器のことをMDプレイヤーと言い、再生と録音を行う機器はMDレコーダーと呼ぶ。
医療系大学、および医師の肩書としてもMDという言葉は使われている。医療におけるMDとはMedical Doctorの略称で、医学部卒業の学位を習得した医科学修士、もしくは医学士の称号だ。その他には、一般社団法人医療機器ネットワーク、医療用画像処理ソフトウェアの名称にもMDが使われている。
MDは、精神疾患、精神障害という意味があるMental Disorderの頭文字を取った略称でもある。精神疾患、精神障害の定義は、精神面の障害に伴い、特定の症状、行動を呈する状態のことをいう。気分障害という意味があるMood Disordersの略称でもある。気分障害の主な具体例は、躁うつ病と言われる双極性感情障害、反復性うつ病性障害、総合失調症、アルツハイマー病だ。その他には、アルコール依存症、精神作用物質依存症もMDの一つに含まれる。
その他には、ノート、継ぎ手、アニメのオリジナルビデオの名称としても使われている。MDノートとは無地のシンプルなノートのことで、MD継ぎ手とは排水管用の継ぎ手パイプのことである。1986年に発売されたアニメオリジナルビデオ『装鬼兵MDガイスト』は、日本のみならずアメリカでも高い人気を博している。
「MD」の熟語・言い回し
MDの熟語・言い回しは、コンビニMD、広告MDなどがある。
コンビニMDとは
コンビニMDとは、消費者の購買行動を促進する活動である。具体的には、マーケティングに力を入れ消費者のニーズを正確に把握し、購入してもらうための商品を制作し、運搬・陳列を行い購入へとつなげる活動だ。各コンビニでは、社会の変化や流行に合わせて対応するMDの新戦略を駆使している。
広告MDとは
広告MDとは、マーチャンダイザーにおける商品認知戦略に注力することである。マーチャンダイザーは、仕入れ、予算編成、マーケティング、製品製造など業務は多岐にわたるが、特に広告部門に尽力し購買行動促進へとつなげる活動のことを言う。
エム‐ディー【MD】
エム‐ディー【MD】
読み方:えむでぃー
エム‐ディー【MD】
エム‐ディー【MD】
読み方:えむでぃー
《missile defense》ミサイル防衛。攻撃者のミサイル(特に弾道ミサイル)によって被害が出ないよう、飛行中のミサイルを迎撃ミサイルで攻撃し破壊すること。地上や艦船に配備する方式などがあり、宇宙空間で迎撃する研究も進められている。→ビー‐エム‐ディー(BMD) →ティー‐エム‐ディー(TMD)
エム‐ディー【MD】
読み方:えむでぃー
MD
ミサイル防衛(Missile Defense : MD)
MD 【Mini Disc】
ミニディスク(MD) 【Mini Disc】
MD
読み方:エムディー
別名:ミニディスク
MDとは、ソニーが開発した直径2.5インチの光磁気記憶装置のことである。
再生専用のものは、CDと同じ光ディスクで、録音可能なものは、MOディスクと同じ光磁気ディスクを用いている。もともとは、オーディオ用の記録メディアとして発売されていたが、後にコンピュータの記憶装置としても利用可能な「MDデータ」が発売されている。また、2004年には、現行のMDの録音時間を10倍に拡張した新規格の「Hi-MD」が発売されている。
【ミサイル防衛】(みさいるぼうえい)
Missile Defence (MD)
弾道ミサイルなどに対する防御手段全般をさす言葉。
具体的にはAWACSや早期警戒機、イージス艦、偵察衛星による探知系と、ミサイル本体への攻撃を行う「弾道ミサイル迎撃ミサイル」を指す。
北朝鮮のテポドン事件以来、近年の日本では差し迫った脅威であり、防衛大網の柱となりつつある。
しかし、数兆円にも及ぶ開発費やその費用に対する技術的な困難に起因する不確実さから、度々積極的な導入に批判が上がっている。
弾道ミサイルの元々の特性(発射と同時か、あるいは着弾直前に探知して撃墜するしか対処法がない)から、確実に迎撃できるわけではない。
とは言え、確実に防ぐ事ができないのは当たり前であり、無いよりマシという方針の元開発が続いている。
関連:NMD THAAD スターウォーズ計画 弾道弾迎撃ミサイル制限条約 MIM-104(パトリオット) RIM-161(SM-3)
MD
メンデレビウム
MD
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/29 08:05 UTC 版)
MD, Md, md(エムディー)
記号・単位
正式名称
- MD (Tokyo Cheer2 Partyの曲) - Tokyo Cheer2 Partyのシングル曲。
略語・略称
一般名詞・術語
- 学位 (国により意味が異なる)
- 一般名
- マーチャンダイジング (merchandising) - 商品、価格、在庫
- マネージング・ディレクター(managing director) - 業務執行取締役
- 分子動力学法 (molecular dynamics method)
- 相互進展 (mutual development)
- マシン依存 (machine dependent) - コンピュータの機種やアーキテクチャに依存する状態やデータ。
- モーターダンパ(motor damper) - 空調設備の一種
- 軍事
固有名詞
- 企業
- マクドネル・ダグラス (McDonnell Douglas) - アメリカ合衆国の旧航空機メーカー。
- ミスタードーナツ (Mister Donut)
- 商品名
- マイクロドライブ (Microdrive) - IBM・HGSTのハードディスク。
- メガドライブ (Mega Drive) - セガのゲーム機。
- マグナムドライ (Magnum Dry) - サントリー酒類(初代法人。現・サントリービール)がかつて発売していた発泡酒。
- 遊戯王マスターデュエル (Yu-Gi-Oh! Master Duel) - コナミデジタルエンタテインメントのコンピュータゲーム。
- 規格
- ミニディスク (MiniDisc) - ソニーのオーディオディスク規格。
- ミニディスク・マイクロディスク (Mini Disc, Micro Disc) - テレフンケンとテルデックのオーディオディスク規格。
- マテリアルデザイン
コード・形式名
- 国際標準化機構の国名コード(ISO 3166-1 alpha-2)で、モルドバ (Moldova) を示す。
- 国際標準化機構の行政区画コード(ISO 3166-2)などのコードで、以下の各国の行政区画を示す。
- アメリカ合衆国のメリーランド州 (Maryland) - 各州の略号、ISO 3166-2:US
- イタリアのメディオ・カンピダーノ県 (Medio Campidano) - 県名略記号、ISO 3166-2:IT
- IATA航空会社コードで、マダガスカル航空 (Air Madagascar) を示す。
- MD92型エンジン - 日産ディーゼル工業(現・UDトラックス)の自動車エンジン。
- 5代目ヒュンダイ・エラントラの形式コード。
他の記号等を付して用いるもの
架空のことがら
- モビルドール (Mobile Doll) - アニメ『新機動戦記ガンダムW』に登場する兵器
その他
関連項目
外部リンク
.md
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/23 00:43 UTC 版)
.md | |
---|---|
![]() | |
施行 | 1994年 |
TLDの種類 | 国別コードトップレベルドメイン |
現在の状態 | 利用可 |
管理団体 | STISC |
後援組織 | モルドバ政府 |
利用地域 | モルドバに関連のある団体 |
使用状況 | モルドバでは一般的。医学関係者やMarkDown関連にも一部使われる。 |
登録の制限 | なし |
階層構造 | 第2レベルを直接登録可能。 |
紛争解決方針 | なし |
ウェブサイト | .md ccTLD Registry |
.mdはモルドバに1994年に割り当てられた国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)。
現在はモルドバ政府によって設立されたServiciul Tehnologia Informației și Securitate Cibernetică(略称: STISC/英語名: Information Technology and Cyber Security Service)によって管理されている。[1]
脚注
- ^ “About Us | .md ccTLD Registry”. Information Technology and Cyber Security Service. 2024年11月11日閲覧。
外部リンク
大顎
(MD から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 05:45 UTC 版)
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大顎(おおあご、だいがく[1]、英:mandible)とは、大顎類の節足動物に特有の1対の付属肢(関節肢)であり、口器を構成する器官の1つである。大腮(たいさい)とも呼ばれる[1]。
概要
体節: | 先節 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
---|---|---|---|---|---|---|
付属肢: | 上唇 | 第1触角 | 第2触角/(退化) | 大顎 | 第1小顎 | 第2小顎/下唇 |
大顎類の節足動物、いわゆる多足類・甲殻類・六脚類などの頭部は、基本として口器に特化した3対の付属肢(関節肢)をもつ。そのうち最初の1対が大顎である。それに対して残り2対の顎は小顎(こあご、しょうがく、英:maxilla)と呼ばれるが、これらは必ずしも大顎より小さいとは限らない。大顎は発生学・体節制的に第3体節由来で、口と触角の直後に配置される[2][3]。
大顎の本体部分(gnathal element)は付属肢最初の肢節、すなわち原節(protopod, basipod)のみから構成されるため、途中は原則として肢節的な関節はない(多足類のみ二次的な関節構造をもつ[4])。多くの甲殻類は、大顎の外側に大顎髭(mandibular palp)という直後の肢節に当たる部分が残されるが、多足類、六脚類、および一部の甲殻類(鰓脚類・カシラエビ類・ムカデエビ類、軟甲類の一部など)の場合、この大顎髭は少なくとも成体で完全に退化消失している[5]。
多様性
通常、大顎類の3対の顎の中で大顎は特に頑丈な方で、内側に歯が生えて、餌を把握・切断・粉砕する役割を担う器官である。しかしそれに当てはまらない例外もあり、昆虫で特に多く見られる。液体状の餌を摂るのに特化した昆虫、例えば半翅類(カメムシ・セミなど)やカの大顎は、他の口器と共に細長く変形し、口針の一部を構成する[6][7]。一部の昆虫、例えば多くのクワガタムシのオスは、摂食の代わりに闘争用の武器に変化した大顎をもつ[8]。大顎が退化的になったものもあり、例えばコバネガ以外の鱗翅類(ガとチョウ)の成体は大顎が退化消失するほどである[9]。
大顎と誤解される付属肢
クモの鋏角(上顎)やムカデの顎肢は顎のような形をした口器であるため、しばしば誤って "大顎" と紹介されているが、いずれも顎ですらなく、大顎とは別起源(大顎は第3体節由来に対して、鋏角は第1体節、顎肢は第6体節)の付属肢である[2]。クモを含めて鋏角類にそもそも顎はなく、ムカデの実際の大顎は常に平板状の第1小顎に覆われて目立たない[10]。
脚注
- ^ a b 日本国語大辞典, デジタル大辞泉,大辞林 第三版,精選版. “大顎とは” (日本語). コトバンク. 2020年10月18日閲覧。
- ^ a b Hughes, Cynthia L.; Kaufman, Thomas C. (2002-03-01). “Exploring the myriapod body plan: expression patterns of the ten Hox genes in a centipede” (英語). Development 129 (5): 1225–1238. ISSN 0950-1991. PMID 11874918 .
- ^ Ortega-Hernández, Javier; Janssen, Ralf; Budd, Graham E. (2017-05-01). “Origin and evolution of the panarthropod head – A palaeobiological and developmental perspective” (英語). Arthropod Structure & Development 46 (3): 354–379. doi:10.1016/j.asd.2016.10.011. ISSN 1467-8039 .
- ^ Koch, Markus (2003-08-01). “Monophyly of the Myriapoda? Reliability of current arguments”. African Invertebrates 44 (1): 137–153. doi:10.10520/EJC84509 .
- ^ Schwentner, Martin; Combosch, David J.; Pakes Nelson, Joey; Giribet, Gonzalo (2017-06). “A Phylogenomic Solution to the Origin of Insects by Resolving Crustacean-Hexapod Relationships” (英語). Current Biology 27 (12): 1818–1824.e5. doi:10.1016/j.cub.2017.05.040 .
- ^ “Hemiptera (bugs, cicadas, leafhoppers, spittle bugs, planthoppers, aphids, jumping plant lice, scale insects, whiteflies) / Boxes / Энтомология”. www.entomologa.ru. 2020年10月18日閲覧。
- ^ “Mouthparts - an overview | ScienceDirect Topics”. www.sciencedirect.com. 2020年10月19日閲覧。
- ^ Goyens, J.; Dirckx, J.; Dierick, M.; Van Hoorebeke, L.; Aerts, P. (2014-04-01). “Biomechanical determinants of bite force dimorphism in Cyclommatus metallifer stag beetles” (英語). Journal of Experimental Biology 217 (7): 1065–1071. doi:10.1242/jeb.091744. ISSN 0022-0949 .
- ^ Krenn, Harald W. (2010-01). “Feeding Mechanisms of Adult Lepidoptera: Structure, Function, and Evolution of the Mouthparts” (英語). Annual Review of Entomology 55 (1): 307–327. doi:10.1146/annurev-ento-112408-085338. ISSN 0066-4170. PMC PMC4040413. PMID 19961330 .
- ^ Bonato, Lucio; Edgecombe, Gregory; Lewis, John; Minelli, Alessandro; Pereira, Luis; Shelley, Rowland; Zapparoli, Marzio (2010-11-18). “A common terminology for the external anatomy of centipedes (Chilopoda)”. ZooKeys 69: 17–51. doi:10.3897/zookeys.69.737. ISSN 1313-2970. PMC PMC3088443. PMID 21594038 .
関連項目
MD
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/21 02:55 UTC 版)
マザーデュプリケーターが自らの防衛のために使う戦闘ブロック。4枚の花びらを持つ花が横向きになった姿をしている。
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