7月24日、ITインフラSummit2014に行って来た!メモの最後は
OpenStackの活用事例、仮想化基盤への構築の流れ
ヤフー 佐藤氏
なんだけど、
ヤフーの仮想化基盤の変遷と、OpenStackに至るまで
という題名になってた。それをメモメモ
自己紹介
1.はじめに
会社紹介 課題解決エンジン、爆速
数千本のラック、数万台のサーバが稼動
運用の効率化を常に模索
・ハードウエアの効率的な利用
→仮想化
2.ヤフーの仮想化基盤の変遷
・仮想化黎明期
2008年~
開発環境向けに仮想マシンの提供を開始
四半期ごとに必要な台数を集計、予算化
約600HV(はいぱーばいざー)
7000VM
問題点
リードタイム長い、運用コスト高い
・内製IaaS期
2010年~
オンデマンドで仮想マシンを作成できるシステム
30分程度で提供
フルスクラッチで開発
問題点
規模拡大に伴う運用工数増大
運用開発リソース不足
新規開発ができない
構成技術が古くなる
独自APIのため、汎用性が低い
・OpenStack期
2013年~
・OSSのIaaS基盤導入を決定
・理由
コミュニティが活発◎
コンポーネントの選択が豊富
オープンソースであること
3.OpenStackについて
・2010年RackSpaceとNASAによってはじめられたオープンソースのIaaS基盤
・現在はOpenStack Foundationが運営
・OpenStackについて
・年2回のペースでリリース
・コミュニティ
1年半で成長率2.5倍
コミュニティが活発→Bugの発見、修正、機能追加のペースが速い
OSSにおいて最も重要
・コードはすべてGitHubで閲覧可能
・豊富なAPI
VAGRANT→OpenStack
NOVA API
GITにPUSH
JenkinsがPUSHを検知
4.システム構築
・OpenStack Cluster
・社内認証システム、構成管理DB、統合ダッシュボード
・クラスタのライフサイクル
古いクラスタ→環境削除
新しいクラスタ
・OpenStackで配信しているコンテンツ
・物理サーバーとの比較
予算化、購入
設置・構築
デプロイ
→リリース
・サーバにかかる時間:爆速
5.構築・運用・監視
・サーバ0数が多い
約5000HV
さらに増加中
・人的リソースは限られている
OSSの活用
Chef
オープンソースの構成管理ツール
サーバーの構成情報をcookbookという単位で管理
Fabric
Python製のデプロイツール
シンプル
アップロード
レビュー
coolkbook反映
Fabricでデプロイ
OpenStackへ
sensu
・クライアント自動登録
大規模運用にあう
Chefと相性が良い
Nagips Pluginが再利用可能
Uchiwaと組みあわせて、きれいな画面
・監視項目
CPU,memory,disc
RAIDカードの不具合が多い
・クラスタ構築をさらに簡単に
(triple O) Openstack on Openstack
6.今後
・仮想化
→ラック・データセンターも老朽化
・データセンターのマイグレーション
全てのハードウェアを抽象化
→OpenStackで
まとめ
・データセンターの効率化をOpenStackで実現
・サービスリリースが爆速に
・大規模運用には工夫が必要だが、著しいスピードで成長中
OpenStackの活用事例、仮想化基盤への構築の流れ
ヤフー 佐藤氏
なんだけど、
ヤフーの仮想化基盤の変遷と、OpenStackに至るまで
という題名になってた。それをメモメモ
自己紹介
1.はじめに
会社紹介 課題解決エンジン、爆速
数千本のラック、数万台のサーバが稼動
運用の効率化を常に模索
・ハードウエアの効率的な利用
→仮想化
2.ヤフーの仮想化基盤の変遷
・仮想化黎明期
2008年~
開発環境向けに仮想マシンの提供を開始
四半期ごとに必要な台数を集計、予算化
約600HV(はいぱーばいざー)
7000VM
問題点
リードタイム長い、運用コスト高い
・内製IaaS期
2010年~
オンデマンドで仮想マシンを作成できるシステム
30分程度で提供
フルスクラッチで開発
問題点
規模拡大に伴う運用工数増大
運用開発リソース不足
新規開発ができない
構成技術が古くなる
独自APIのため、汎用性が低い
・OpenStack期
2013年~
・OSSのIaaS基盤導入を決定
・理由
コミュニティが活発◎
コンポーネントの選択が豊富
オープンソースであること
3.OpenStackについて
・2010年RackSpaceとNASAによってはじめられたオープンソースのIaaS基盤
・現在はOpenStack Foundationが運営
・OpenStackについて
・年2回のペースでリリース
・コミュニティ
1年半で成長率2.5倍
コミュニティが活発→Bugの発見、修正、機能追加のペースが速い
OSSにおいて最も重要
・コードはすべてGitHubで閲覧可能
・豊富なAPI
VAGRANT→OpenStack
NOVA API
GITにPUSH
JenkinsがPUSHを検知
4.システム構築
・OpenStack Cluster
・社内認証システム、構成管理DB、統合ダッシュボード
・クラスタのライフサイクル
古いクラスタ→環境削除
新しいクラスタ
・OpenStackで配信しているコンテンツ
・物理サーバーとの比較
予算化、購入
設置・構築
デプロイ
→リリース
・サーバにかかる時間:爆速
5.構築・運用・監視
・サーバ0数が多い
約5000HV
さらに増加中
・人的リソースは限られている
OSSの活用
Chef
オープンソースの構成管理ツール
サーバーの構成情報をcookbookという単位で管理
Fabric
Python製のデプロイツール
シンプル
アップロード
レビュー
coolkbook反映
Fabricでデプロイ
OpenStackへ
sensu
・クライアント自動登録
大規模運用にあう
Chefと相性が良い
Nagips Pluginが再利用可能
Uchiwaと組みあわせて、きれいな画面
・監視項目
CPU,memory,disc
RAIDカードの不具合が多い
・クラスタ構築をさらに簡単に
(triple O) Openstack on Openstack
6.今後
・仮想化
→ラック・データセンターも老朽化
・データセンターのマイグレーション
全てのハードウェアを抽象化
→OpenStackで
まとめ
・データセンターの効率化をOpenStackで実現
・サービスリリースが爆速に
・大規模運用には工夫が必要だが、著しいスピードで成長中