名実ともに天才バンド!! 奇妙礼太郎を要する3ピース・ロック・バンドのメジャー作をハイレゾ配信
奇妙礼太郎(奇妙礼太郎トラベルスイング楽団、アニメーションズ)、Sundayカミデ(ワンダフルボーイズ)、テシマコージ(奇妙礼太郎トラベルスイング楽団、fugacity)の3人からなるロックンロール・バンド、天才バンドが、unBORDEよりメジャー・デビュー!! 満を持してリリースされた本作は、Sundayカミデによるグッド・メロディな楽曲を、奇妙礼太郎の自由で伸びのある声で歌うのみにとどまらず、スタジオ・ジャム・セッションで産まれた楽曲も収録された全16曲。キュートさも、かっこよさも、おもしろさも全て揃えた大名盤の登場です。ぜひハイレゾでじっくりとお楽しみください。
メジャー・デビュー作 2ndアルバムをハイレゾ配信開始!
天才バンド / アリスとテレス(24bit/88.2kHz)
【配信形態】
WAV、ALAC、FLAC(24bit/88.2kHz) / AAC
【配信価格】
まとめ購入 2,900円(税込)
【Track List】
1. ロックジェネレーション
2. Joy to the world!
3. 好きだよ
4. firefly
5. ビューティフルグッバイ
6. ダラダラ
7. 琴平電鉄~君だけのライフ~
8. ロックライダー
9. THIS IS LOVE
10. FUNK YOU FUNK
11. BLACK TAHITI GIRL
12. CAT FOOD BLUES
13. レッドホットチリ島
14. SHIBUYA STRUT
15. ONIGIRI
16. ロックンロール(everybody rock and roll)(ボーナス・トラック)
後世のスタンダードになる可能性を歌うロックンロール
もしも、あなたが奇妙礼太郎の名前を知らなくとも、サントリー「オールフリー」やカゴメ野菜生活100などのCMで彼の歌声を耳にしたことがあるかもしれない。のびやかで、自由さに溢れていて、歌うことの喜びに満ちたような歌声は、天性の才能といえる素晴らしいものだ。これまで、奇妙礼太郎トラベルスイング楽団というビッグバンドだったり、2001年頃から活動しているバンド、アニメーションズだったり、ソロ活動だったり、とにかく歌うということを中心に活動をしてきているが、また別のプロジェクトとして天才バンドは存在している。
といっても、天才バンドは、奇妙礼太郎がリーダーということではなく、気の置けない3人のメンバーによって構成されたバンドである。ドラマーのテシマコージは奄美出身で、奇妙礼太郎トラベルスイング楽団でもドラムを叩いている。ベースのSundayカミデは、「マジであったことポップ・ミュージック」を標榜する6人組バンド、ワンダフルボーイズのリーダーでヴォーカルをつとめており、天才バンドの1stアルバム『アインとシュタイン』にも収録されている「君が誰かの彼女になりくさっても」を作曲した人物でもある。わかりやすい言葉を使い、多くの人たちが共感できるポップな青春楽曲を書くことにおいて、Sundayカミデの右に出るものはなかなかいない。
そんなSundayカミデの楽曲を奇妙礼太郎が歌うというのが、天才バンドをかなり簡潔に示したコンセプトである。先に述べた「君が誰かの彼女になりくさっても」は、2011年にリリースされたアルバム『GOLDEN TIME』にも収録されており、奇妙はこれまでにもSundayカミデの楽曲を様々な局面で歌ってきた。奇妙は自身で楽曲制作も行うが、自分の曲に縛られず、いい歌をうたうことが一番のモチベーションであることを口にしている。天才バンドは、Sundayカミデの楽曲を奇妙礼太郎が歌うということがはっきりしており、いい歌を最大限に届けるという点が明瞭なバンドともいえる。
2014年にリリースされた『アインとシュタイン』に続きリリースされた本作『アリスとテレス』には、ワンダフルボーイズのアルバムにも収録されている楽曲がいくつか収められている。なかでも「ビューティフルグッバイ」は、Sundayカミデの「マジであったことポップ・ミュージック」を体現したような曲で、それを奇妙礼太郎のヴォーカルで彩りを飾ることによって、また違った輝きを放っている。そうした点で、ワンダフルボーイズのオリジナル楽曲と聴き比べてみるなんていう楽しみもあったりする。また、奇妙礼太郎のライヴ音源も多くリリースされているので、それらを聴き比べてみるのも楽しいだろう。
ひとつ付け加えると、今作において大きな変化は、10曲目以降の6曲がスタジオ・ジャム・セッションという点で、作詞は奇妙礼太郎、作曲は3人の名前がクレジットされている。天才バンドが、ロックンロール・バンドとしての側面を持っていることを示したような楽曲陣で、ベースをSundayカミデ、ドラムをテシマコージが叩いていることによって生まれるバンド・マジックもこのバンドの魅力であることを示している。奇妙礼太郎のギターも他プロジェクトと違う聴きどころの一つである。
PCやスマートフォンなどの進化などによって、これまで以上にたくさんの楽曲が生み出され、消費されている現代社会において、何度も同じ曲を歌って大切にしていくという点で、奇妙礼太郎を取り巻く環境はとても稀有なものだ。個々人によっての楽しみ方は無数であるかもしれないが、誰もが歌えるような名曲というのは、どんな人たちでも歌え、演奏できるような耐久性のあるものである。そうした意味で、天才バンドが歌っている楽曲は後世のスタンダードになる可能性を強く秘めた楽曲ばかりである。ぜひ、その楽曲たちに触れていただけたらと願う。(text by 西澤裕郎)
天才バンドの1stアルバムもハイレゾ配信中
天才バンド / アインとシュタイン(24bit/48kHz)
【配信価格】
HQD(24bit/48kHz) 単曲 300円 / まとめ価格 3,000円
【Track List】
1. 天王寺ガール
2. DANCE MUSIC FOR ME!!
3. 君が誰かの彼女になりくさっても
4. サンセット通り
5. 平和 to the people!!!
6. LOVESTORY
7. ロッケンロールベイベー
8. 君は僕の最高の彼女さ
9. Star Light Future
10. 恋のマジック
11. ロック NEW DAYS
※アルバムまとめ購入のお客さまにはWEBブックレットがついてきます!!
奇妙礼太郎関連作品
Sundayカミデ関連作品
LIVE INFORMATION
2015年11月19日(木)@東京・渋谷CLUB QUATTRO
2015年11月27日(金)@愛知・名古屋CLUB QUATTRO
2015年12月4日(金)@宮城・仙台MACANA
2015年12月12日(土)@大阪・梅田CLUB QUATTRO
2015年12月23日(水)@東京・Zepp Tokyo
2016年1月9日(土)@鹿児島・奄美ROADHOUSE
2015年1月28日(木)@東京・渋谷La.mama
PROFILE
天才バンド
奇妙礼太郎(Vocal、Guitar)
Sundayカミデ(Chorus、Piano)
テシマコージ(Drums)