理由は、まあ年を取ったという事なんだと思う。
一人でアニメ見てゲームして趣味に没頭して美味しい物食べて、安定している人生だと思う。さほどストレスも受けていない。
でも何というか、虚しいというか。
今ストレスが無いのは人付き合いを放棄したというか、他人と距離を置いているからなんだけど、
本当は皆と仲良くしたいのに、集団の中にいるとどうしても自分を攻撃してくる人と遭遇してしまい、自分を応援してくれる人も特に居ないので孤立してる感が半端なく、攻撃に耐えられず離脱してしまったんだよね。
自分を悪く罵る人と仲良くしつつ、自分とも仲良くする人を信用できなかったというのもある。こいつにこやかに話しかけて来るけど裏で悪口言ってんだろう?的な。
あと、表面的な付き合いだけでちっとも仲良くなれなかった。一言でいうとコミュ力が無かった。面白みのない、つまらない人間なんだ。
でもその、相手の言動を深読みして、「それは拒絶なんだろう?」「本心ではこちらを嫌ってるんだろ?」「利用しようと近づいてるだけだろ?」
こんなこと考えながら接する人が、仲良くしてもらえるわけ無いじゃん。
こうやって読むとそう思うでしょ、でも実際に自分が遭遇すると、相手のちょっとした仕草で「嫌われてる」「これは拒絶だ」と無条件で思い込んで勝手に傷ついてる人、多いと思うよ。
もちろん拒絶のサインに気付くのは大切だし気がつかないのはKYなだけ。
でも少なくとも自分は必要以上にガードを硬くしてる臆病者で、断られないように、嫌われないようにと一生懸命だった。
多分自分を嫌っている人を許す勇気が無いからだ。嫌ってもいいよ。と言えないから。
元々怒りっぽい性格でもあるし、嫌われたら「こちらを嫌うなんて嫌なやつ!嫌い」とすぐに心の中で応戦していた。
でも年のせいか、それも疲れてしまった。
若い頃はそれでも「いつか分かり合える人が」とかアホなこと考えてたけど、そんな人居ないだろう。というか自分は絶対的な味方を手に入れて、その人に依存したかったのかもしれない。
で、信仰ですよ。
神頼み、占い、おまじない…宗教を信じていない人でもこれらを信じる人はかなり多いと思う。
何が嫌いかって、ただ神に祈るだけ、他人の言うことを聞くだけで何か叶うと思ってるところね。
人生の選択肢を他人に委ねて、委ねられたほうは従わなければ罰だ地獄だと脅しをかけて支配する。これもう最悪。
本当は、いっそ正式に入信してみようかとも思った。
でも調べてみると色々問題があったり、どの神様も愛と平和を解いてるはずなのに内部抗争があったりとちょっと怖い。おまけに自分が敬虔な教徒になれる自信もない。なので家で勝手に学ぶ事にした。在宅信仰。
やってることは名言botを毎日見てそれに感銘を受けることと何ら変わりないと思う。
嫁の言葉に萌えて毎日元気を貰ってたらそれも立派な信仰なんじゃないかと思うの。
あと、結局他人で叶えられなかった事(=自分をわかってくれる人が欲しい)を別の何かに置き換えただけで、果たしてそれで良いのかという疑問は今でもあるわけなんだけど
実在の他人に期待するより、架空の何かに期待したほうがマシかな。と思う事にしている。
とりあえず宗教本って、昔から人が苦しんで悟った事が色々書かれてて、最古かつ最大の自己啓発本だっていうのが今のところの感想かな。
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ようするに自分の中の決めの問題なんだよね。 嫁の言葉に萌えて毎日元気を貰ってたらそれも立派な信仰なんじゃないかと思うの。 こう言ってる奴に でも、途中でさめたときに、...
高藤仙道本を読んでみたらいいと思う。 信仰とは少し趣旨がずれるかもしれないけれど、 いろんな宗教での神秘的体験について理解が深まるかもしれない。
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占い師に貢ぐ、中島を連想した。 生きる意味、どうしたらいいかを、誰かにすがりたい、誰かに教えてほしい、それが根拠なんかなくたって。 人間は弱いし、生きる意味を自分で見い...