はてなキーワード: 薔薇戦争とは
第二次世界大戦の時、日本が右翼やヤクザのチンピラ集めてスパイとしてロクに働かない効率最悪の奴らを使っていたころ
アメリカとイギリスは、アイビーリーグを出た超エリート層や、薔薇戦争から続く由緒正しい家系の貴族の若者が、自ら戦闘機パイロットやスパイとして志願して
日本が官僚の思い付きと暴走で松根油作ってエンジンオシャカにしまくり、八木アンテナを捕虜になった士官でさえ知らなくてイギリス人の下士官に本気であきれられていたころ
イギリスやアメリカは、増田の大好きな現代のコンピューターやAIの基礎理論を作ったノイマンや、チューリングが、人類史上初のプログラム内蔵型コンピューターを開発し、解読不可能と言われたエニグマを無力化して解読に成功して、原爆を作ってた。
2000年代前半、日本がコンピューターサイエンスを学んだ大卒社会人を、野比YRPという現代のアウシュビッツと形容されたエンジニアの処刑場でプログラマーの中でも最も替えが効かない組み込み系エンジニアを廃人か自殺に追い込みまくって代わりならいくらでもいる、死んだ奴の自己責任と言い、現代のSNS構想やブロックチェーンの雛形を研究していたP2Pを作った天才研究者を、訳の分からない理由で逮捕して心臓麻痺で死ぬまで追い込んでいたころ
中国や北朝鮮やインドは秋葉原やアメリカのシリコンバレーの雑貨屋やゴミ捨て場でパソコンパーツを集めて、本を買い、ほぼ独習から初めて笑われてもITエンジニアを育成しようとしていた。
そして10年後、インドはIT人材超大国に、北朝鮮はイスラエルやアメリカでさえ恐れるサイバー戦争の大国に、中国はITインフラを根底から西洋文明を覆そうとするほど大きくなっている。
単に日本が一時期でも技術大国だったのは、戦争の時に当時の国家予算の7割近くを次ぎこんだ資金投資の遺産と、冷戦時代にたまたまいい立地でジャンジャン投資をアメリカからもらっていたことでしかなかった、というお話
〜ここはBLを極めしBL老師(独身)が隠棲する人里離れたあばら小屋〜
俺「老師〜」
老「ほっほっほ、なんじゃな増田くん。また男性向けくされ美少女アニメを持ち前の牽強付会でBL作品としてオススメしに来てくれたのかな? いいかげんうんざりじゃぞい」
俺「それですよ、それ。老師。最近、その……アレのことを考えると、むずむずして変な気持ちになっちゃうんです」
老「精通?」
俺「そんなんじゃなくて、ほら、日本のコメディドラマとかで黒人が無神経に『おもしろキャラ』扱いされてるのを見てると……その……なっちゃうじゃないですか」
老「ああ、なるほど。心配しなくていいのよ。それはね、おとなになったら誰にでも起こることなの。だから全然はずかしいことじゃないのよ」
俺「え……じゃあ、このバブみって……?」
老「政治的正しさ、いわゆるポリティカリー・コレクトネス強迫症ってやつじゃな」
俺「的……ゆる……ネス?」
老「アメリカでは公民権運動以来、日本では90年代以降に広まり始めた『平等・公平』にそぐわない先入観まるだしのステロタイプを恥じる文化症候群じゃ。まあ、いつかはミトコンドリアみたいに体に馴染むじゃろうて」
俺「でも……ひとつどうしても心配なことがあって……ほら、老師はこれまでに色んな非BL作品を『BL作品だ』と解釈して勧めてきたでしょう?」
老「解釈というより世界同時革命主義的トロツキズムに近かったがな」
俺「あれは間違っていたんでじゃないでしょうか……つまり、俺は、その、ゲイでもなければ腐女子ですらないじゃないですか。腐男子でもない。BL界隈のことについては無知に等しい人間なんです。無知であることを知っているぶんだけ、半可に知ったかぶってる老師よりは魂のステージが上なわけですけれど、褒められたことじゃない。どころか、俺がBLじゃないものをBLだとネタ的に主張することで、世間に流通している『BL的なるもの』の世間的イメージを歪めていたのではないかと、そういう行為に加担していたのではないかと案じてしまうのです」
老「ふむ……BL外のパンピーであるお主が『BL』の概念をもてあそぶことで、BLプロパーたちを傷つけていたかもしれぬ……それで不安なんじゃな?」
俺「はい」
老「増田くん、いや、我が弟子増田よ。一歩前に踏み出してみよ」
俺「?はい」
言われるままに、おずおずと前に出る増田――その刹那、BL老師の鉄拳がうなり、増田は二十ページ過去記事メートルもふっとばされた!!!!!!!!!!
俺「ぐべばぼれほらがぐぎっがががががげぼっ!老師〜ひどいじゃないですか〜いきなり殴るなんてあんまりだよ〜」
老「増田よ……お主は『暴力』についてどれだけ知悉しておる?」
俺「???」
老「わからぬであろう……では、わしは? このBL老師はどれだけ『暴力』を知っているといえるかな?」
老「わしもまた無知だ……ただ、わしは無知であることを知っているぶん、無知であることについて無知なお主より宇宙の位階は上じゃがな。では、この世に『暴力』についてよく知っている、精通しているといえる人間がどれだけおる?」
俺「格闘家とか?」
老「スポーツの本質は暴力にない。でなければ、どうしてルールや儀礼など必要になろうか」
老「百年戦争、薔薇戦争、オーストリア継承戦争、ナポレオン戦争、第一次世界大戦、第二次世界大戦、ベトナム戦争……兵や将が完全に『暴力』のなんたるかを把握しているならば、この誤算だらけの戦争史はいかにして説明しよう?」
俺「うーん、でも他にはなー」
老「そうじゃ、おらんのじゃ」
俺「いない?」
老「『暴力』についての完全知を有するものなどおらぬ。いわば、人類みな半可通で日々暴力を運用しておる」
老「男も女もリア充も腐女子もブクマカもおぬしもわしもみな等しくBLを知らぬ……そのことを理解してくれればよい」
俺「なるほど!わかりました老師!これからも俺なりのBLを発掘して、視野狭窄に陥ってる腐女子たちへ新たな角度からのアプローチを提案してみます!」
老「ほっほっほ、そのいきじゃ!!」
数日後、老師の弟子である増田氏の遺体が産業会館近辺の雑木林のなかから発見された。