2023年6月14日にWindowsUpdateに配信されたWindows10 22H2 / 21H2用KB5027215、Windows11 22H2用KB5027231、Windows11 21H2用KB5027223などのセキュリティ更新プログラムには、脆弱性の修正が含まれています。 しかし、そのうちの1件、『Windows Kernelに影響する脆弱性(CVE-2023-32019)』の修正はデフォルトで無効になっており、手動で有効にする必要があります。 いったいなぜ、デフォルトで無効になっているのか、その理由について、Microsoftはこう述べています。 この脆弱性の修正を有効にすると、破損が生じる恐れがあります。そのため、現在はこの修正をデフォルトで無効にしています。将来のリリースではこの修正はデフォルトで有効化される予定です。 お使いの環境で有効にした場合の影響を検証するこ