野球の日本代表「侍ジャパン」の監督に、ソフトバンク(ダイエー)、巨人で活躍し、昨季限りで現役引退した野球解説者の小久保裕紀氏(41)の就任が2日、内定した。 日本野球機構は2012年から代表チームを常設化した。小久保氏は監督経験はないが、プロ通算413本塁打を記録した現役時代の実績に加え、世代交代にふさわしい40代という若さ、所属チームで主将も務めたリーダーシップも評価されての抜てきと見られる。 小久保氏は青学大から1994年にソフトバンクの前身のダイエーに入団。2003年オフに巨人に移籍し、06年にフリーエージェント宣言してソフトバンクに復帰した。95年に本塁打王、97年に打点王。12年には2000安打を達成した。 日本代表は今年11月に、若手主体の編成で台湾との親善試合を予定している。15年には国際野球連盟(IBAF)が新設する国際大会「プレミア12」(仮称)、17年には第4回ワールド