2023年「今年の一皿」が2023年12月4日(月)に発表されました。 今年の一皿とはその年の世相を反映した食を指します。
ことし1年の世相を反映した食を選ぶ「今年の一皿」に「うなぎ」が選ばれました。手ごろな価格で提供するチェーン店の拡大や提供方法が多様化したことなどが理由だとしています。 「今年の一皿」は飲食店情報サイトを運営する企業が検索、閲覧履歴などのビッグデータや消費者へのアンケートなどをもとに毎年、発表しています。 ことしは「アサイーボウル」、「うなぎ」、「ジャパニーズクラフトジン」、「プレミアムラーメン」の4つがノミネートされ、選考の結果、「うなぎ」が選ばれました。 その理由として調理の一部を機械化するなどして手ごろな価格でうなぎを提供するチェーン店が拡大していることやカップ入りのミニサイズのうな丼やおにぎりなど、さまざまな商品が開発され、外国人旅行者を中心に人気を集めていることなどを挙げています。
1988年神奈川県生まれ。普通の会社員です。運だけで何とか生きてきました。好きな言葉は「半熟卵はトッピングしますか?」です。もちろんトッピングします。(動画インタビュー) 前の記事:崎陽軒のチャーハンとの戦い~チャーハン部活動報告 丸亀市には丸亀製麺はない 丸亀市にやってきた。よく行くのが丸亀製麺なので、丸亀市に行けばおいしいうどんが食べられるのでないか?と思ったのだ。 香川県丸亀市にやってきた。 本音を言えば、どこのうどん屋に行こうかリサーチしたのが、うどん屋がありすぎて「現地で聞くか」と思った。 観光案内所で聞いてみる。 ---すみません、丸亀市に丸亀製麵ってあるんですかね 「丸亀市と丸亀製麵さんは関係がなくて、1軒もないんですよ」 ---え、関係ないんですか? 「はい、関係なくて。よく勘違いされている方も多くて。丸亀製麵さんは兵庫県の会社ですね」 ---あ、そうなんですね。 「でも、
夏の家メシの頼れる味方といえば、やっぱり冷たいそうめん! あっという間に茹で上がって、スルスルッと食べられる手軽さに加えて、和風、洋風と味つけの融通が利くところも自炊向きの食材ではないでしょうか。 そこで今回は、『メシ通』で紹介してきたそうめんレシピを振り返って、そうめんを茹でながら電子レンジで同時にできるつけ汁や、具沢山のぶっかけそうめんまで、美味しそうで、とくに“これならできそう”感あるものを集めました。夏メシのローテーション入り間違いなしのものばかりですよ! INDEX ▽01:コシが強くて激ウマなそうめんの茹で方と「ピリ辛油そうめん」のレシピ ▽02:冷蔵庫で1時間「旨辛壺ニラ」を自作したら、そうめんが無限に食べられた ▽03:レンジ4分のトロトロなすが甘酸っぱウマ~な「南蛮漬け風そうめん」を暑くて食欲のない日に ▽04:冷たい豆乳と粉チーズ、黒こしょうをぶっかける夏のまかないそう
『そのレシピが生まれた訳』:エリックサウス稲田俊輔さんに聞く、食べても腑に落ちなかったミールスをメニュー化した理由 南インドの定食『ミールス』をご存知だろうか。カレーのようでカレーではない、ごはんとおかず数種類(野菜がメイン)のセットメニュー。 日本でミールスが気軽に食べられる店といえば、十店舗以上を誇る「エリックサウス」が有名だ。肉が主役のカレーに慣れ親しんできた日本人にはベジの魅力が伝わりにくいであろうミールスで、あえて勝負をしたその経緯を、総料理長である稲田俊輔(イナダシュンスケ)さんに伺った。 インタビューの場所:エリックサウス マサラダイナー神宮前 稲田さんとミールスとの出会いーー稲田さんがミールスと出会ったのはいつ頃ですか。 「2000年代の前半だったと思うんですけど、岐阜でタイ料理を中心とするエスニックカフェみたいなお店をやっていたんですね。 そこに元バックパッカーのスタッフ
小林製薬の「紅麹(こうじ)」原料を含む機能性表示食品の問題が食品業界に影を落としている。消費者が紅麹以外の健康食品も避け始め、各社で販売が苦戦。新商品開発をストップする企業も現れた。比較的安価に機能性をアピールできる制度だっただけに、中小企業への影響は大きい。 「半年近く一緒に頑張って商品を企画してきたが、土壇場で成約を断られてしまった」。大阪のある中堅食品メーカーで働く営業担当者は、顧客からの突然の発注取り下げに肩を落とす。 同社は健康食品などのODM(相手先ブランドによる設計・製造)を手掛け、近年は機能性表示食品の企画支援にも力を入れていた。小売事業者のプライベートブランド(PB)を手掛けるなど取引先は幅広い。 ところが小林製薬の紅麹問題以降、風向きが変わりつつある。健康食品の安全性への懸念が指摘され「消費者が紅麹以外の機能性食品も避け始めた」(同社営業担当者)。 実際、SNSなどでは
ちょろ @y_choro1 香川県に元々あったセルフ方式のうどん屋(麺も自分でゆがく) ↓ 簡素化(客が麺をゆがかかないとか)してアパレルの会社が香川で創業して成功したのがはなまるうどん ↓ 加古川で創業した焼き鳥屋がはなまるうどんの確立した方式を使いながらだしを万人受けする関西風にして大成功したのが丸亀製麺 2024-03-21 13:05:54 ちょろ @y_choro1 加古川の焼き鳥屋のトリドールが 「讃岐風の麺に関西風のだし、四国の地名を使って四国発祥風の演出」 した丸亀製麺がブレイクしたのを受けてほかの企業が丸亀製麺のフォーマットを用いて参入したのが 伊予製麺(阪南理美容) 香の川製麺(ファミレスのフレンドリー) 金比羅製麺(太鼓亭) など 2024-03-21 13:11:45
1988年静岡生まれ・静岡在住。平日は制作会社勤務、休日は大体浜名湖にいる。 ダイエット目的でマラソンに挑戦するが、練習後温泉に入り、美味しいものをたらふく食べるというサイクルを繰り返しているため、半年で10kg近く太る。 前の記事:無印良品のフライパンでつくるナンはむしろスイーツ うなぎパイファクトリー常連 以前デイリーポータルZで乙幡啓子さんが紹介されたように、浜松にはうなぎパイを全身で感じられる『うなぎパイファクトリー』がある。 工場見学:うなぎパイができるまでを見てきた みんな大好き工場見学 観光客はもちろん、地元民にも人気のうなぎパイファクトリー。我が家も例に漏れず大ファンである。 特にうなぎパイファクトリー内にある『うなぎパイカフェ』のパフェが大好きで、パフェを食べたい時は必ずここを訪れている。 訪れすぎて、カフェのスタッフさんや工場見学のスタッフさんに顔を覚えられてしまった
著: 玉置 標本 2020年に三重県伊勢市が募集した「クリエイターズ・ワーケーション」に、遅ればせながら2022年の6月に参加してきた。これは応募した中から選ばれたクリエイターたちが伊勢市内に滞在し、何らかの創作活動をしつつ観光もするという企画である。 『ワーク+バケーション=ワーケーション』 製麺好きのライターである私が提案した創作活動は「伊勢うどんを通じて伊勢市を知る」である。これを伊勢市に創作活動だと判断していただけたのだ。 なんとなくしか知らない存在だった伊勢うどんを深掘りすることで、伊勢市が持つ魅力にどっぷりと肩まで漬かることができた。この研究は住まい探しに通じる部分も多々あるので、その成果をここで発表させていただこう。 ■伊勢市民にとっては「うどん=伊勢うどん」だった ■伊勢うどんの老舗、つたや 「つたや」のご主人が考える伊勢うどんの歴史 青木さんが考える伊勢うどんのルーツ 「
大阪の中津に店舗を構え、「とり天ぶっかけ」で行列が絶えない人気店となった「たけうちうどん店」。店主の竹内具大さんにリピーターが生まれるお店づくりの工夫について伺いました。 一度ならず、何度も足を運んでくれる「おなじみ」のお客さんは、飲食店にとって心強い存在です。多くの常連客の心をつかむお店は、どのような工夫をしているのでしょうか。 「たけうちうどん店」は2006年、大阪の中津に開業しました。前職は工業製品モデラーという変わり種の店主が、手打ちうどんの名店で調理の技術と接客を学び独立。鶏肉の天ぷらを5つもうどんにトッピングしたボリューム満点の「とり天ぶっかけ」は、見た目のインパクトと麺との絶妙なマッチングで、たちまち人気商品に。行列ができるうどん店として、たびたびマスコミに取り上げられています。 今回は、「たけうちうどん店」店主の竹内具大(たけうち ともひろ)さんにインタビュー。「まねのでき
不漁が続いている、サンマの去年の水揚げ量は4年連続で過去最低を更新しました。 サンマの漁業者で作る業界団体「全国さんま棒受網漁業協同組合」のまとめによりますと、主な漁のシーズンである8月から12月に、全国の港に水揚げされたサンマの量は去年、1万7910トンと前の年と比べておよそ2%減少しました。 これは、記録が残る1961年以降で最も少なく、2019年から4年連続で過去最低を更新しました。 水産庁や業界団体では、地球温暖化などによる海流の変化で漁場が遠くなったり、稚魚が育ちにくくなったりしていることが要因ではないかと分析しています。 一方、10キロ当たりの産地での年間の取り引き価格は、漁が始まった8月から9月にかけて水揚げされたサンマが比較的小ぶりだったことから、全国平均で5758円と前の年よりおよそ7%安くなりました。 業界団体は「燃料価格も高騰する中、遠くの漁場に行っても不漁だという現
うどんはあれ以上進歩できないのかな ■追記 カップうどん好きの逆鱗に触れたならごめんなさい ごんぶと、寡聞にして存じませんでした カップ焼きそばの方がクオリティ低いってブコメを拝読して思ったのですが、ごつ盛りというシリーズのカップ焼きそばを食べると何故か吐き気を催すのは私だけでしょうか?味は嫌いではないのですが
1973年、ノーベル生理学・医学賞を受賞した動物学者のコンラート・ローレンツ博士が残したことばがある。 「イカは、人工飼育できない唯一の動物だ」 ブリやマグロ、ホタテなど、私たちの食卓に欠かせない魚介類の多くは養殖されたもの。いまや世界で生産される魚介類のうち、養殖は年間1億トンあまりを占め、天然を上回る。養殖現場での取材では毎度、技術の進歩に驚かされてきたが、ある日、耳を疑う情報が寄せられた。 「ある研究チームが、イカを安定的に養殖するシステムを作り上げたようだ」 デスクを説得して、早速、現地に向かった。 沖縄・恩納村にある沖縄科学技術大学院大学。2022年のノーベル生理学・医学賞を受賞したスバンテ・ペーボ博士が客員教授を務めていることでも話題になった国内有数の研究機関だ。 目の前に広がる透き通った海。見上げれば青い空。取材を忘れそうになったが、そうも“イカ”ない。研究施設に入ると、研究
Published 2022/11/09 10:00 (JST) Updated 2022/11/09 11:12 (JST) 「サクマ式ドロップス」を製造販売する佐久間製菓(株)(TSR企業コード:290060044、豊島区)が2023年1月20日に廃業すると取引先に通知した。 佐久間製菓のホームページによると、サクマ式ドロップスは1908(明治41)年に完成。太平洋戦争で工場などが被害を受けたが、1948(昭和23)年に再興した。八王子市に工場を構え、高い知名度を背景に事業を拡大させていた。 しかし、安価製品との競合のほか、その他のヒット商品に恵まれなかった。さらに新型コロナウイルスの感染拡大による需要減も重なり、2021年9月期は1億5,173万円の最終赤字を計上し、財務内容が後退していた。 「廃業のお知らせ」によると、廃業日は2023年1月20日。廃業の理由は、新型コロナの影響によ
世界でおよそ450種に上り、日本の食卓に並ぶことも多い「イカ」ですが、養殖がとても難しく、技術が確立されていないのが実情です。この「イカ」の安定的な養殖に沖縄科学技術大学院大学の研究グループが成功したと発表し、今後商業化を目指すとしています。 「イカ」は、1960年代から世界各国で養殖に向けた取り組みが行われてきましたが、攻撃的で、主に生きた餌しか食べず、水質など環境の変化にも弱いことなどから、養殖が難しいとされてきました。 沖縄科学技術大学院大学の研究グループは、2017年から沖縄近海に生息するアオリイカの養殖研究を開始し、生きた餌以外も食べるようふ化直後から慣れさせたり、成長に合わせて餌の種類や水槽の大きさをこまめに変えたりするなど、ストレスを減らす工夫を重ねました。 その結果、ふ化後90日まで生き残る割合を数%程度から90%以上に引き上げることに成功したほか、10世代にわたり遺伝的な
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