スマートフォン(高機能携帯電話)で世界シェア4位の台湾HTC(宏達国際電子)が20日、KDDI(au)と共同開発した日本仕様の新機種「HTC J」を発表、5月下旬発売すると発表した。 両社は今年2月に共同開発を発表し、今回がその1機種目。新機種は日本向けに特化し、ワンセグやおサイフケータイ、赤外線通信といった海外機種にない機能を搭載した。 またカメラの起動時間が0・7秒と速く、写真と動画の同時撮影も可能など、高い撮影機能も特長。米高級ヘッドフォンメーカー「Beats(ビーツ)」との技術提携による音質の高さも打ち出している。 ディスプレイは4・3インチで、処理速度の高いデュアルコアCPU(中央演算処理装置)、米グーグルの基本ソフト(OS)の最新バージョン「アンドロイド4・0」を採用した。 都内で開かれた発表会には、新機種のCMに起用されたアイドルグループ「乃木坂46」のメンバーも駆けつけ、「