私たちは、ずっとワクチンの導入を訴えてきた。しかし、これまでワクチンに光が当たることはなかった。それがここに来て、新型インフルエンザワクチンのことが連日報道されるようになり、世の中の関心も高い。新型インフルエンザというのは喜ばしいことではないけれど、今を絶好の機会と捉えて情報発信しているところだ。 私たちの会は、2006年10月に細菌性髄膜炎に罹患した当事者や支援者で立ち上げた患者会。当事者相互の支えあいとワクチンの定期接種化を求めて活動してきた。今日は、この後者の活動で学んだことをお話したい。 細菌性髄膜炎とは、こんな病気。 ただし早期診断が非常に難しい。症状から確定させるのは不可能で、唯一確定できるのが随液検査なのだが、それを早期からやる開業医はいない。早期診断・早期治療が難しい。 この子供は、診断がついた時には、3分の1の確率で死に、3分の1の確率で重度の後遺症が残ると言われた。幸い
世界の視点から言っても、肺炎球菌は、細菌性肺炎、髄膜炎、敗血症の原因としてトップであり続けている。多くの国々ではこの疾患の広がりに関して推計が不足している。効果的な介入方法、PCVや臨床マネージメントが確立しつつあるのに、地域的、世界的なpolicy decisionに関して発生頻度を推計することが重要であるということで、この推計のお仕事がなされたとのこと。 Burden of disease caused by Streptococcus pneumoniae in children younger than 5 years: global estimates Katherine L O'Brien, Lara J Wolfson, James P Watt, Emily Henkle, Maria Deloria-Knoll, Natalie McCall, Ellen Lee, Ki
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