米航空宇宙局(NASA)は9月24日(米国時間)、月と火星のそれぞれの表面に水が存在すると発表した。 月面においては、NASAの「Moon Mineralogy Mapper(M3)」が極地方で微量の水分子を発見、同時に土中のヒドロキシル基(構造式が-OHで表される、1個の水素原子と1個の酸素原子で構成される化合物)も発見している。M3はインドが初めて宇宙に向けて発射した月周回探査機「チャンドラヤーン1号(Chandrayaan-1)」に搭載されている、月面の鉱物をマッピングする装置。今回発見された水分子およびヒドロキシル基は、太陽があたる面の、緯度が高い地域ほど多く分布していた。 M3が撮影した、地球からは見えない面にあるクレーター付近の赤外線画像。2つの画像は同じ地点を撮影している。左は波長の短い赤外線で撮られた月の表面。右の青く表示されている部分に水分子およびヒドロキシル基が存在して
宇宙に輝く「真珠の首飾り」 NASA公開 2007年02月27日 超新星爆発の跡に輝く「宇宙の真珠」(中央)。爆発で発生した衝撃波が周囲のガスにぶつかり、リング状に光らせている=NASA提供 大マゼラン雲の中で輝く「宇宙の真珠」を、米ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた。数十の光の粒がリング状に連なって、まるで真珠の首飾りのように見える。米航空宇宙局(NASA)などが22日に公開した。 今から20年前の1987年2月23日、地球から約16万3000光年離れたこのリングの中心で、星の最期の大爆発(超新星爆発)が観測された。超新星爆発がこれほど地球に近い場所で起こったのは1604年以来で、383年ぶりだった。この爆発で放出された素粒子ニュートリノを世界で初めて観測した小柴昌俊東京大名誉教授は、02年にノーベル物理学賞を受けた。 爆発に伴って発生した衝撃波が20年後の今、もともと超新星の周囲にあったガス
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く