新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、ことしの徳島市の「阿波おどり」は中止することになりました。 これは徳島市の内藤佐和子市長が、午後6時から会見して明らかにしたものです。 徳島市の阿波おどりは、去年から実行委員会が運営を民間の共同事業体に委託して実施してきましたが、今月行われた市長選挙で現職を破って初当選し、今週から市政をスタートさせた内藤市長は、実行委員会の委員長に就任し、運営にあたる意向を示していました。 ことしも8月12日から4日間の日程で阿波おどりの開催が予定されていましたが、新型コロナウイルスの感染が拡大する中で、多数の人が密集して感染のリスクが高まることから、実行委員会では開催の可否を慎重に検討してきました。 こうした中、徳島市に住む30代の男性が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認され、安全の確保が難しいとして、内藤市長が実行委員会に中止をはかり、実行委員会では