逃げ水のように何度も目標時期を先送りしてきた国と地方の基礎的財政収支(プライマリーバランス、PB)の黒字化。27日に閣議決定した25年度予算案では、その初めての達成に手が届くところまで国の財政が健全化された姿が示された。ただ少数与党の石破茂政権が予算成立のために野党に譲歩を重ねれば、目標は達成できない。「178万円まで引き上げたらさすがにPB黒字化は厳しかったが、現段階では細かい計算をしないと
2025年度(令和7年度)薬価中間年改定、費用対効果評価 及び義務的な創薬支援基金に関する共同声明 / Joint Statement on FY2025 Off-Year Drug Price Revision Outcome, Cost-Effectiveness Evaluations and Mandatory Drug Discovery Support Fund PhRMA - 米国研究製薬工業協会 > プレスルーム > プレスリリース > 2024年のプレスリリース > 2025年度(令和7年度)薬価中間年改定、費用対効果評価 及び義務的な創薬支援基金に関する共同声明 / Joint Statement on FY2025 Off-Year Drug Price Revision Outcome, Cost-Effectiveness Evaluations and Mand
なんか社会問題とかで「助けが必要、支援が必要、保障が必要、健康で文化的な最低限度の生活」って話が出たときに、 「そうだよなあ」と思う事もあれば、「その人たち助けなきゃダメ?」って感じる事もあるので、 少なくとも積極的に助ける気が起きないパターンを言語化してみる。 ■1:自分がした努力と同程度の努力をしてない人たち 勉強頑張って、就職頑張って、仕事頑張って、それでも苦しんでる人なら、助けようって気にもなるけど。 自分が頑張って勉強して大学出て、頑張って就職して、頑張って仕事してるのに、 ろくすっぽ勉強しないで高卒→フリーター→無職コースに乗ったような人たちを、なんで救わなきゃならんのよって気分になる。 せめて自分と同程度に努力してから助けを求めてほしい。 ■2:見え見えの罠に嵌った人たち、判り切った結末に陥ってる人たち 震災みたいにどうしようもない理由で被害を受けた人たちなら、助けようよとい
ヘッダーのような当番表、誰しも一度は見たことがあるのではないでしょうか。これは以前、側島製罐で使っていた事務所の掃除の当番表です。くるくる回して当番変えるやつですね。 側島製罐では以前まで、「掃除は始業前に終わらせるもの」という暗黙の了解がありました。少なくとも始業の10分前くらいには机を拭いたりごみを捨てたりし始めて、朝礼が始まるまでには掃除を終わらせていないといけない、という仕組みですね。昔からやっているということで何となくそのまま続けていましたが、「これはサビ残の無償労働なのでは…?」と今更ながら改めて気付き、掃除はすべて業務時間内にやる仕組みに変えてみました。結果、色んな歪みが正されて良くなった、という感想を今回は書いていこうと思います。 始業前の掃除はそもそも労働なのか掃除の時間は労働時間に当たるかどうかは散々議論が尽くされているので割愛しますが、結論的には「指示命令に基づくもの
「日本では財布を落としても戻ってくるらしい……」。世界中でまことしやかに噂される、落とし物が返ってくる国、ニッポン──だがこの国は現状に飽き足らず、紛失物管理システムのさらなる拡充を図っている。仏「ル・モンド」紙の記者が「落とし物」から「日本」、そして「日本人」を考察する。 財布、スマホ、傘……これらをどこかで失くしたとしても、日本であれば手元に戻ってくる可能性が高い。この国ではこれまで、紛失物の捜索は各県ごとにおこなわれてきた。しかし現在、紛失物の管理システムをさらに向上させるため、警察庁は全国を対象としたデータベースを開発中である。この新しいシステムがあれば、紛失物の情報は全国レベルでまとめられ、すでに発見されている場合、数分でその場所を特定することができる。 たとえば、北海道に住んでいる人が沖縄への旅行後に財布を失くしたことに気づいたとしても、もう見つかっているかどうか、どのように受
20年前と比較して、犯罪件数が大幅に減った日本。海外から来た観光客は、カフェのテーブルに置きっぱなしのスマートフォンや、道端の自動販売機に「平和」を感じ、日本に詳しい海外紙記者も、日本で流れるニュースの「のどかさ」に驚く。そして、仏紙「フィガロ」の記者は問う。「いったいなぜ、この国はこんなに犯罪が少ないのか」、「その理由は、どこにあるのか」と。 日本で1年間に押収された大麻の量は、フランスの320分の1、強盗の件数は37分の1、窃盗は13分の1。これが日仏の犯罪に関する主要統計の差だ。両国は多くのテーマに関して何かと比較したがるが、この興味深いテーマに関する研究は、あまりにも少ない。 日本のマスコミが報じる軽犯罪の数々は、この国の“のどかさ”を物語っている。「ぶどうが盗まれた」、「『ショート』のお金を払っておいて『ロング』のコーヒーを入れた」、「豆腐が盗まれた」……。ほんの些細な理由で逮捕
「失われた30年」は大企業のせい 「失われた30年」のあいだに、消費税の増税、社会保険料の段階的な引き上げ、介護保険料の新たな創設などで、税金と社会保険料の負担が増す一方です。その一方で、企業は景気がよくなっている時期においても賃上げをしませんでした。人件費を圧縮することで利益を生み出してきたのです。 コストカットは日本の“得意技”です。かつてのオイルショックも、そうやって日本は乗り越えました。アメリカや欧州との違いはなにかというと、アメリカや欧州はリストラクチャリングで乗り越えたのです。 リストラクチャリングとは、ただ人を解雇して減らすことではなくて、労働時間を短縮したり、組織改編したり、新しい機械を導入して(今ならITやDXになるでしょうか)、職場の生産性を上げることです。 ぼくは、失われた30年は政治のせいというより、経済界の罪の方が根深いと考えています。そもそも直接、製品開発したり
「口の立つやつが勝つってことでいいのか」 [著]頭木弘樹 何かしらざわざわ騒ぐ春のこころに、差し出されたようなエッセー集だ。タイトルに思い当たることがあれば、なおさらである。 ゆったり文字の組まれた本の顔つきはやわらかく、全編を通して伝えること、生きていくことのままならなさが切実につづられている。ただし四隅のねじはゆるみなく、著者は理詰めで社会を俯瞰(ふかん)している。 記者としての自分は、「うまく言えないことの中にこそ、真実がある」という始まりから、うなだれてしまった。「言葉にできない人のほうが魅力的」と続いて、もう降参だ。 言葉にしないと始まらないのが記者。聞いて書くことで、かろうじて世の中に立たせてもらってきた。言葉を持っている人に出会った日、わいてくる幸せよ。なのに「言語化できないことがある」と語る著者に、圧倒的な説得力がある。 「能力が正当に評価されないのは、いいことではない」が
エッセイ連載の第26回目です。 (連載は「何を見ても何かを思い出す」というマガジンにまとめてあります) 取材って、その分野で成功している人や、その世界にディープに入りこんでいる人にしがちだけど、それって、学校について学校の人気者に聞くようなことになってないかな? という疑問が…… 心だけでも旅しようと思ったら 旅行記が苦手だとずっと思っていた。 入院中、お見舞いで旅行の本をよくもらった。 病院のベッドの上で身動きできないのだから、せめて本で旅を楽しんではどうかということだ。 なるほどと思って、ありがたく読んでみた。 ところが、あまり面白いと思えなかった。 インドに行って、老人が黙ってすわっている横顔に崇高さを感じたり、アフリカで動物の目を見つめて気持ちが通じ合ったように思ったり、オーストラリアのエアーズロックで啓示を得たり……。 同じ病室の人から、昔は暴走族で派手なケンカをしたという話を延
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