会見で頭を下げる長田秀樹被告=14日午前10時35分、札幌市中央区、吉本美奈子撮影 北海道教職員組合(北教組〈ほっきょうそ〉)による民主党の小林千代美衆院議員=北海道5区=陣営への違法献金事件で、政治資金規正法(企業・団体献金の禁止)違反の罪に問われた北教組委員長代理の長田秀樹被告(50)に対し、札幌地裁(園原敏彦裁判長)は14日、禁固4カ月執行猶予3年(求刑禁固4カ月)の有罪判決を言い渡した。団体としての北教組には求刑通り罰金50万円を命じた。 判決を受けて、小林氏は同日午前に記者会見を予定しており、進退を表明する見通しだ。 起訴状によると、長田被告らは2008年12月〜09年7月、小林陣営の会計担当者だった木村美智留被告(46)=自治労北海道財政局長、禁固6カ月執行猶予3年の有罪判決=に対し、4回にわたり計1600万円を提供した。 長田被告と北教組は初公判で起訴内容を認め、弁護