八大タイトルを独占し、将棋界の歴史を塗り替え続けている藤井八冠。先日、その姿は掛川城にありました。 藤井聡太八冠:「掛川城の天守閣を見学して、掛川の地を一望できて、一瞬、掛川の城主になったような気分を味わうことができた」
2023年、藤井聡太八冠(21)が歴史的な偉業、全タイトル制覇を達成しました。この道のりでは様々な苦闘もあり、現在の振り飛車の第一人者である菅井竜也八段(31)と対戦した第8期叡王戦五番勝負では、あわや失冠のピンチに追い込まれました。 この記事では、死闘となった第8期叡王戦五番勝負に焦点を当て、菅井八段が挑戦を決めている年明けのタイトル戦も展望します。 遠見の角で逆転 叡王戦五番勝負は藤井叡王が3勝1敗(2千日手)で防衛した 互いに1勝ずつをあげて迎えた第3局。相穴熊の戦いから、菅井八段がペースを握って終盤戦に突入しました。 「第8期叡王戦五番勝負第3局 主催:株式会社不二家・日本将棋連盟」 ▲藤井聡太叡王―△菅井竜也八段、117手目▲2二角まで 菅井八段は拠点を生かして7七の地点に何度も駒を打ち込み、相手の陣形を乱しました。図の1手前には△2九飛成として桂を取り、7七へ打ち込む手を見せて
今年1~3月の第72期ALSOK杯王将戦七番勝負で藤井聡太王将(20)に挑戦した羽生善治九段(52)が毎日新聞の取材に応じた。感想戦では毎回、両対局者が楽しそうな表情を見せていたが、羽生九段は改めて「感想戦で、全然思いついていない手を藤井さんに毎局数回は指摘され、純粋に楽しかった」と振り返った。「またひのき舞台に立ちたい」とも語り、タイトル戦に戻ってくることを誓った。インタビューの3回目は、羽生九段が七番勝負でどんな収穫を得て、今後どう進んでいくのかを聞いた。【丸山進】 「豊島九段のすごさ分かった」 羽生善治九段が振り返る王将戦/上 敗れても「ちょっと前進」 羽生善治九段が振り返る王将戦/中 結果的に全て違う戦型に ――全局違う戦型でいこうと決めていたのでしょうか。 ◆全然そんなことはなくて、同じ形でいくことも想定はしていましたけど、いろいろ考える中で結果的にそうなりました。何が一番いいか
将棋の八大タイトルの1つ、「王将戦」の第6局が佐賀県で行われ、藤井聡太五冠(20)が、挑戦者の羽生善治九段(52)に勝って「王将戦」を制し、今年度保持している5つのタイトルすべての防衛に成功しました。 「王将戦」七番勝負は、ここまで藤井五冠が3勝2敗とし、防衛まであと1勝に迫っていました。 第6局は11日、佐賀県上峰町で始まり、2日目の12日は、先手の羽生九段が11日の対局終了時に次の1手を書いた「封じ手」から再開しました。 対局では、後手の藤井五冠が2枚の「銀」や大駒の「角」などで相手の守りを崩していきます。対する羽生九段も攻め合いに持ち込むべく、敵陣深くに「角」を打ち込むなど反撃しますが、藤井五冠は最後まで攻撃の手を緩めず、相手玉を徐々に追い詰めます。 そして午後3時56分、羽生九段が88手までで投了。 藤井五冠が勝って4勝2敗とし、「王将戦」2連覇を果たすとともに、今年度、保持してい
先手の羽生が選んだ戦型は角換わり腰掛け銀。藤井がもっとも採用する戦型にあえて飛び込んでいった。 定番の先後同型から、藤井は羽生の出方を待つ。昨年12月の棋王戦での対戦では、羽生は銀矢倉に組み替えたが、本局では玉と金の位置を右に一路ずらすという、凝った組み替えにする。これは2022年2月に指された豊島将之九段-斎藤慎太郎八段のA級順位戦と同じ進行だ。と、ここまで調べていて、あることに気がついた。 第2局の相掛かりも2022年8月の豊島-斎藤戦の順位戦と同一だった。羽生の後手番でも、第1局の1手損角換わりは2022年9月の豊島-永瀬拓矢王座の王座戦五番勝負第3局と、端歩の違いを除けば同じ。第3局の雁木も、2023年1月の豊島-大橋貴洸六段の棋聖戦と同じで、このとき羽生は大橋と同じ陣形にした。 すなわち直前の前例が、すべて豊島の将棋なのだ! 4局とも羽生が戦型を誘導しており、とても偶然とは思えな
第72期王将戦第4局の対局後インタビューと感想戦のライブ配信を行います。対局情報、解説付き棋譜詳報はこちらからご覧ください。https://mainichi.jp/oshosen2023/schedule?fm=ytl3 王将戦特設ページはこちら https://mainichi.jp/oshosen2023?fm=ytl3 王将戦・動画ページ https://mainichi.jp/oshosen2023/video?fm=ytl3 第4局の"今"がわかるタイムライン(無料) https://mainichi.jp/oshosen2023/timeline-no4?fm=ytl3 【会員限定】プロ棋士による王将戦第3局を振り返る解説動画を公開します。準備ができ次第こちらのページで配信します。→ https://mainichi.jp/articles/20230129/hrc/00m
羽生九段、次戦向け「集中」 7年ぶり“勝者の記念撮影”でリラックス たこ焼き写真もSNSで大人気
毎日新聞大阪写真部 @maiosakashashin #藤井聡太 王将(右)に #羽生善治 九段が挑戦する第72期ALSOK杯 #王将戦 七番勝負の第2局が高槻市の温泉旅館「山水館」で開催されます。#5冠 を持つ藤井王将と #永世7冠 の資格を有し、タイトル獲得通算100期に挑む羽生九段との新旧王者決戦です。写真特集→bit.ly/3WrT6Ui pic.twitter.com/nvtgZSRKIR 2023-01-20 18:30:22 毎日新聞・将棋 @mainichi_shogi 第72期ALSOK杯王将戦七番勝負第2局が21日、大阪府高槻市の山水館で始まりました。対局室には、羽生善治九段、藤井聡太王将の順で入室。立会人の谷川浩司十七世名人の掛け声で、先手番の羽生九段が2六歩と飛車先の歩を突いて対局が始まりました。mainichi.jp/oshosen2023 pic.twitter
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