大手電機メーカー「NEC」の元社長、西垣浩司氏(72)が東京都練馬区の自宅で首をつり死亡していたことが3日、警視庁石神井署への取材で分かった。現場の状況などから、同署は自殺とみている。 同署によると、2日午後4時半ごろ、自宅内の階段の手すりに結んだシーツで西垣さんが首をつっているのを、帰宅した妻が発見。110番通報した。西垣さんは腰痛などのため、近く入院する予定だったという。 西垣さんは昭和36年、NECに入社。平成11年3月から4年間、社長を務めた。20年から22年には、独立行政法人「情報処理推進機構」の理事長だった。