飛び道具の人類史―火を投げるサルが宇宙を飛ぶまで という本を読みました。 最初は図書館でたまたま手にとってパラパラと読んでみたのですが、すごーく面白かったので買って全部読むことにした一冊です。 これを読んで、飛道具の歴史とはそのまま人類の歴史なんだなあと感じました。 約400万年前、東アフリカの森林で暮らしていた我々人類の祖先は、気候変動によって森を失い、草原の中で生きていくことを余儀なくされました。 普通ならばこの環境変化のために絶滅する運命のはずだったアウストラロピテクスが、それを免れ、生き残ることができたのはなぜか? それはおそらく、石を投げることを覚えたから。 もともと樹上生活に適応していた彼らは、まず2本足で立つことができました。そして、枝にぶら下がるために発達した360度自由に回せる肩と物を掴むのに適した手、さらに木から木に飛び移るために発達した視覚、特に立体視覚を備えていまし
置き盾なら日本でも広く用いられていました 手盾も飛鳥時代以前までは使われていたようです 質問文からすると当然手盾のことを仰っていると思いますが念のため確認しておきます 盾が無いことの「わかりやすい一番の理由」はありません いくつかの理由が混在して手盾が淘汰されていきました 主要な理由をピックアップしましょう 【鎌倉時代以降、武士は長弓による射撃戦闘をメインにしていった】 弓は当然両手で扱います そこで馬上の白兵戦では太刀のみを用いるようになりました 白兵戦では槍を使うはずだとおっしゃる方もいますが鎌倉時代、槍はありません 盾と同様、飛鳥時代までに廃れてしまっています 日本で槍が復活するのは室町時代以降のことになります また薙刀は鎌倉時代も盛んに使われていましたが、主に歩兵の武器でした 騎乗する位の高い武士は弓を持つなら太刀を選択するしかありませんでした 最初から白兵のみの戦いを想定して薙刀
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