NHKは14日、全国高校野球選手権大会(甲子園球場)に出場している京都国際(京都)の韓国語校歌を放送する際、歌詞に含まれる「東海」を「東の海」と表記した。韓国が日本海について「東海」(トンヘ)を国際的な呼称にするように主張する中、同校はNHKに対して「東海」ではなく「東の海」の日本語訳を提出するなど、高校野球を韓国側の政治的主張と切り離そうとしているようだ。 同校は令和3年の選抜大会で甲子園に初出場。NHKは同年8月の甲子園に同校が出場した際も同校の歌詞を「東の海」と表示している。 この日、同校の選手は2回戦で新潟産大附(新潟)を4─0で破り、韓国語の歌詞を斉唱。NHKがハングル語の歌詞に併せて表示した日本語訳は「東の海を渡りし 大和の地は 偉大な祖先 古の夢の場所 朝な夕なに 体と徳を磨く 我らのふるさと 韓日の学び舎」。「日本語訳は学校から提出されたものです」とのテロップも流した。 京