中華フィンテックとして話題に上ることの多い、信用スコアサービスの「芝麻信用」 (Zhima Credit)。2015年のサービス開始から4年が経過した現在は、芝麻信用は出会い系サービスや行政手続きなどのセンシティブな領域でのサービスを取りやめ、政府の信用評価システムの枠組みから外れたこともあり、シェアリングエコノミーや少額融資などの領域でアリババのプラットフォームを強化する方向で動いています。 芝麻信用とは芝麻信用は、中国のIT大手企業の阿里巴巴集団 (Alibaba Group、以下アリババ) の金融部門子会社である螞蟻金服 (Ant Financial Service) が提供する個人の信用度のスコアリングサービスです。アントフィナンシャルはスマホ決済サービスで有名な支付宝 (Alipay) も提供していて、芝麻信用は支付宝の一機能という位置づけです。 スコアリングには螞蟻金服が保有す
今日はフランスの両親の呼び方の話。 フランスで、同性婚家族の差別をなくすため、学校では "お父さん" や "お母さん" という呼称を廃止し、親1、親2(Parent 1, Parent 2)と呼ぶようにする法案が通過しますた#フランス #ジェンダー #lgbt #同性婚 https://t.co/Ih3zsk0ltw — 北欧の理想と現実 (@yasemete) February 16, 2019 既にツイートのレスには、「書類上の話では?」というツッコミが入っていますが、私も気になっていたので、少しこの話についてまとめてみました。 *** 書類の記入欄の話 多くの方が指摘されているように、これは実際の「呼称」ではなく、書類上での「父母」という記載をなくそう、という話です。 Cet amendement veut supprimer les mots "père et mère" des
www.buzzfeed.com 「人権派」と言われ、弱い立場の人々に寄り添った活動をしてきた人が、セクハラやレイプをしていたことが発覚して、多くの人が「まさか、あの人がそんなことをするなんて」という反応をしているらしい。でも、私は特に驚かない。「ああ、父に似た人なのかな」と思うからだ。 私は今のところ、父が女性をレイプしたという話は聞いたことがないし、私自身が父から性的虐待を受けていたわけでもない。ただ、「反差別」で「人権派」な思想を持っていた父親が、一方で家族を抑圧し、娘の私に精神的に寄りかかって甘えていたことが、この構造と共通した部分があると思うのだ。 あと、最初に言っておくが、この手の人は右にも左にもいる。違いがあるとすれば、周囲の反応のほうだろう。 父は、自分に対する「NO」を受け付けない人だった。なので、私は、娘の好みなどわからない父親が買ってきたダサい服を、もらった時に「あり
こんにちは。Kokopelli Gamez のサナダです。 今現在ボードゲームの世界はとてつもない速度で拡張されています。 ゲームマーケットが2日開催になったり、abemaTV やニコニコ動画でもボードゲームの番組がやっていたり。 ボードゲームアイドルなんてのも出てきたし、今や都道府県どこでも1件はゲームカフェがあるんじゃないでしょうか。 実際、自分がJELLY JELLY CAFEに遊びに行ったときも、abemaTV のボードゲーム特集を見てやってきた人が居ました。 これも今まで真摯にボードゲーム文化に取り組んで来た人たちのおかげです。 さて、そうやって広がる中、twipla などでは連日様々な人がボードゲーム会の予定を立てています。 沖縄から北海道まで、様々なジャンルのボードゲーム会が連日開かれているわけです。 twipla にはその会でどういったゲームをするのかや、その会のスタンスな
先日『Forbes Japan』より取材していただき“2050年の「動く」”というテーマでお話しいたしました。 取材の内容はこちらのリンクからご覧いただけます。 思考を飛ばすという意味合いで、“2050年の「動く」”を考えることはとても好奇心をくすぐられる貴重な体験でした。 一方で、「動く」の世界ではもう既に大きな変革がはじまっていて、このエントリーではより身近に考えられる“2030年の「動く」”がどうなっていくのかを紐解いていきたいと思います。 MaaSの世界への変化は、もうはじまっている 外出先でふと、次の目的地までどうやっていこうと考えるときに、Google Mapのアプリを立ち上げ、その中ですべてが解決されることって増えていませんか? 乗換案内と地図を行ったり来たりしながら、難しく考える機会が数年前と比較するとかなり減ってきているように思います。 海外では“Mobility as
2018年11月04日 この国のホームレスのカタチ Tweet 日本国憲法ではすべての人が享受すべき基本的権利として、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有するとされている。ならば、日本でホームレスが存在して良いはずが無いのだが、厳然としてホームレスは日本の各地に今も生きている。 厚生労働省はホームレスの実態に関する全国調査を定期的に行っており、ホームレスの実態把握を行っている。本エントリでは最新の平成28年度調査に基づき、ホームレスの姿を明らかにしたい。 Tableau Publicのデータは次にある。Tableau Public ホームレスの実態に関する全国調査 まずはホームレス数の推移だが、2007年に18,764人を数えたホームレスの人数は、2018年には4,977人と5,000人を割るレベルまで減少している。内4,607人が男性となっている。都道府県別に見れば東京都、大阪府、
2016年に発生した、5人の男子大学生・大学院生らよる集団強制わいせつ事件。女性に酒を飲ませて酩酊させたうえで仲間のひとりの自宅に連れ込み、服を脱がせて胸部を触るなど、わいせつ行為に及んだ。そのうえ局部にドライヤーの熱風をあてる、胸元に熱いカップラーメンの汁を浴びせる、肛門を箸でつつくなど非道な行いをしたという。 今年7月に発売された姫野カオルコによる小説『彼女は頭が悪いから』(文藝春秋)は、この事件を題材に書き下ろされた400ページ超の大作である。善良で平凡な女子大生・美咲は親しい友人らと出かけた先で、東大生のつばさと出会う。奥手の美咲にとって、それはやっとはじまった恋だった。しかしつばさにとっての美咲は……。 事件を取材し、「東大生集団わいせつ事件 『頭の悪い女子大生は性的対象』という人間の屑たち」(「新潮45」2016年11月号)などのルポルタージュを発表したライターの高橋ユキさんが
星野は母親の日本人との再婚がきっかけで4歳のときに来日。それ以来、人生の大半を日本で過ごしてきた。 自身の体験をもとに、日本人が無意識のうちに黒人に対して抱いている偏見や先入観をあぶり出していく彼の漫画は、SNSで公開されて間もなく大反響を巻き起こし、異例の速さで出版へとこぎつけた。異色の漫画が誕生した経緯と、日本人の「不思議」について、星野に聞いてみた。 なかなかチャンスがないなかで ――この作品を描こうと思ったきっかけは? 最初は単純に「みんなが知らない世界があるんだよ」っていうのを伝えたかっただけなんです。「黒人ってこうだと思ってるでしょ? 実はこうなんだよ」みたいなのを描きたかった。自分自身も本を読んだりして新しい情報を入れるのが好きなので、それが面白いんじゃないかなと思ったんですよね。 もともとはテレビでそういうことをやりたかったんです。外国人のタレントが出る番組って結構あるじゃ
レディース初代総長、KANAさん主催イベント、「ディスコパーティー ザ・オールドファッション」が今年も開催されます!お時間のある方は是非ご参加ください!! 蘇るあの頃・あの空間。 1970〜80年代の曲とともにキラキラの一夜を過ごしましょう! Continue reading
皆さんは人生の最期をどのように迎えたいか考えたことはありますか?実は国の調査では、およそ半数の人が、病院ではなく、住み慣れた自宅で最期を迎えたいと望んでいるんです。そうした中、総務省消防庁が行った初めての調査で驚くべき事実が明らかになりました。自宅で心肺が停止した患者の家族が、駆けつけた救急隊に対して蘇生や搬送を拒否するというケースが相次いでいるというのです。その数、全国で年間およそ2000件。一体何が起きているのか。私たちは取材に当たりました。(社会部記者 金倫衣・山屋智香子 ネットワーク報道部記者 吉永なつみ) 私たちはある具体的な事例にたどり着きました。 去年1月、94歳で亡くなった八王子市の近藤悦子さんのケースです。 悦子さんは、生前、娘の茂代さんに対して、「人工呼吸器をつけるような延命治療はしたくない」と話し自宅での最期を望んでいました。 そんなある日、容体が急変。ベッドの上で意
CULTURE | 2018/09/13 ブックオフとTSUTAYA的なデフレ文化の終わりに 【連載】記録・「平成」の死(1) 片上平二郎 社会学者 1975年東京生まれ。立教大学社会学部社会学科准教授。専門は理論社会学、現代文化論。著書に... 片上平二郎 社会学者 1975年東京生まれ。立教大学社会学部社会学科准教授。専門は理論社会学、現代文化論。著書に『ポピュラーカルチャー論」講義』、『アドルノという「社会学者」』(ともに晃洋書房)。その他、共著に『作田啓一vs.見田宗介』(弘文堂)、『戦後思想の再審判』(法律文化社)など。 「平成の死」を記録する まもなく「平成」が終わろうとしている。この「平成の終わり」の特徴は、それが予告されたものであることだ。たとえば、われわれはもはや「平成」の夏というものを体験しえないことを知っている。 だから、世の中では徐々にこの時代を総括しようとする空気
[CEDEC 2018]ロボットと人間の関係性に注目した「弱いロボット」の可能性 ライター:徳岡正肇 豊橋技術科学大学 情報・知能工学系 教授 岡田美智男氏 ロボットには「部分的にであれ人間の持つ力を越えた存在」といったイメージを持つ人が多いのではないだろうか。例えば工業用ロボットは,人間より素早く正確に作業を終わらせるし,力仕事においても人間の筋力を上回ることは珍しくない。要は,特定分野に限れば,ロボットは人間よりも強いわけだ。 また,ロボットは「人間の代わりに仕事をしてくれる存在」と考えられることも多い。愛玩用ロボットもあるが,どちらかといえば例外的な存在であり,ロボットという言葉の語源(※)を踏まえても「人間のために労働する」側面はロボットから切り離し難いように思える。 しかし,そういったイメージがロボットの持つ可能性のすべてではない。むしろロボットが「弱い」ことや「できない」ことに
ヒップホップの「ミソジニー」について、椿の『フリースタイルダンジョン』での告発を主なきっかけとして、日本でもここ最近特に取り沙汰されるようになった。これについては、私もヒップホップファンの一人として無責任なことではない(というよりも紙媒体にヒップホップについて複数書いてきたのだからより責任は重いだろう)。しかし、そのとき「またそこからですか」(RHYMESTER「ガラパゴス」)の感を抱かないわけでもない。ミソジニー批判を聞き飽きたというのでは決してなく、ミソジニーについての議論がいまだきわめて初歩的な段階にとどまっているからである。批判者を責めているのでもない。それほどに日本のヒップホップシーン及びそれを取り巻く批評的言説が遅れているのだと解釈されるべきことである。私も問題を放置してきた一人であることは認めた通りだ。敬意をはらうべき告発が注目を集めているからこそ、これからより深い議論が行わ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く