「単なる規模拡大ではなく、未来に向けた“化学反応”を目指す」――タイトーの買収を発表したスクウェア・エニックスの和田洋一社長は狙いをこう語る。タイトーが強みとするアーケード機や携帯ゲームを手に入れ、マルチプラットフォーム戦略の死角をなくす考えだ。タイトーの西垣保男社長は「待ち人来たり。最初で最期のご縁」などとコメントし、買収を歓迎する姿勢を強調した。 ゲーム・アミューズメント業界で合従連衡が加速している。9月末にはナムコとバンダイが、来年3月にはタカラとトミーが合併する予定。スクウェアとエニックスの合併で業界再編の先駆けとなったスク・エニは、タイトー買収を再編の最終段階にしたい考えだ。「当社もそろそろ“仕上げ”にかかりたい」(和田社長) 少子化や次世代ゲーム機の登場、携帯機器の普及、ゲームのネットワーク化など、ゲームを取り巻く環境が激変している。家庭用ゲーム機、PC、アーケード機、携帯ゲー
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